感覚で行ってきた人事施策からファクトベースの取り組み方へ
――サーベイ後の施策からは、どのような結果が得られましたか。
山岸 正直なところ、まだこれといった結果は出ていません。組織の規模が大きく、様々なファンクションがありますから、単体の施策を打っただけで2万人強の社員がドラスティックに変わるものとは思っていません。
ただ我々としては、今回のようなファクトが出てきたことに意味があると感じています。マネージャー陣の共感性だけでなく、様々な要素を含めて包括的に変えていくことが必要と分かったことが、一つの結果なのだと捉えています。
――最後に、人事データ活用に関して取り組みたいことなどを教えてください。
山岸 データを扱うプラットフォームを整えたり、社内システムのあちこちに散乱している情報を集めて可視化していったりするなど、データドリブンの経営を行うにはやるべきことが山積みです。
今後は、人の勘に頼らずにデータドリブンで効率化を図っていくために、より強固なHRチームを形成していきたいですね。そのためには、個々のデータリテラシーを高め、人員も増やして、各施策のオーナー部門と連携して最適な進め方を模索していきたいです。投資家の方からも、HRデータの活用は注目されていると感じていますので、理想高くチャレンジしていきたいと考えています。
この記事は参考になりましたか?
- 人材マネジメントと人事データ活用 事例ファイル連載記事一覧
-
- NECが全社で取り組むエンゲージメント向上、確証のある打ち手を導き出したプロセスとは
- リモートワークで起こるコミュニケーション障害を防止し、最適な配属も支える理論とは
- 採用や組織活性化でテクノロジーやデータを活用する場合に妥協してはいけない2つのこと
- この記事の著者
-
市古 明典(HRzine編集長)(イチゴ アキノリ)
1972年愛知県生まれ。宝飾品会社の社員、辞書専門編集プロダクションの編集者を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、2017年7月にエンジニアの人事をテーマとする「...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
横内 さつき(ヨコウチ サツキ)
Core Find Studio株式会社 代表取締役
採用コンサルタント、HRマーケター。HR専門のコンテンツマーケティング事業「人事ライター」の運営や、中小・小規模企業の採用代行・コンサルティング業に従事。求人広告営業、人材紹介営業、WEBベンチャーのディレクター職、フリーランスを経て2025年に法人化。別事...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
株式会社SmartHR(スマートエイチアール)
2013年1月23日設立。2015年11月にクラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供開始。雇用契約、年末調整などの人事・労務業務のペーパーレス化や、従業員サーベイや分析レポートなど蓄積された情報を活用する人材マネジメントまで、多様な人事・労務の業務効率化を実現します。「SmartHR」は総務省が提供するe-Gov A...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

