CISAは、情報システム監査、セキュリティ、コントロールに関して指導的な役割を担うISACA(Information Systems Audit and Control Association)が認定する国際資格で、試験は約80か国で実施され、2016年末の時点で累計12万9000名の認定者が存在する。
また、米Global Knowledge Trainingが3月30日に発表した「15 Top-Paying Certifications for 2018」(稼げる認定資格 Top15 2018年版)では、CISAは13位(年収額9万9684ドル)にランクインした(関連記事)。
公官庁の入札条件に、CISAをはじめとするシステム監査資格の保有が明記される場合もあり、大手監査法人や上場企業を中心に、情報セキュリティに関してグローバルに通用する知識を備えた人材が求められ始めている。