同調査は、2019年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生を含む)750名(文系男子221名、文系女子220名、理系男子200名、理系女子109名)と、2020年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生を含む)750名(文系男子285名、文系女子192名、理系男子193名、理系女子80名)を対象に、2月8日~14日の期間に実施されている。
調査対象者に、「企業選びの際の意識」を尋ねたところ、ブラック企業を「気にしていた(している)」と答えた人は、2019卒者が85.6%なのに対し、2020卒者は91.1%だった。
ブラック企業の調べ方としては、2019卒者、2020卒者ともに「クチコミサイト」が他を大きく引き離して最多となっている(2019卒者:92.0%、2020卒者:89.3%)。
そのほか、2019年卒業予定者に対して「ブラック企業を疑った企業の態度や様子」を尋ねた質問では、「社員が疲れている」(46.8%)がもっとも多く、以下「企業規模の割に大量採用」(41.2%)、「圧迫面接」(38.0%)、「ダイレクトメールが頻繁に送られてくる」(34.7%)が続く。