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労働人口の減少や働く人の価値観・意識の変化などにより、人材の採用・定着・活躍がますます難しくなっている現在。この課題の解決に向けて、新しい考え方や制度、テクノロジーが次々に生み出されています。とりわけ「生成AI」は間違いなく、人事にまつわる業務の効率化・高精度化の切り札といえるでしょう。もちろん生成AIといえども、何でも解決できるわけではありません。人によるサービス・サポートとの適切な組み合わせが人事の未来を切り拓きます。5周年を迎えるHRzineでは、この人事の未来像を追いかけてお伝えします。

【5周年記念】9社によるお祝いコメント/これからの人事は、どのような仕事・役割になっていくのか

 このたびHRzineは、2025年8月3日に開設5周年を迎えました。この節目を記念し、HRzineでは特別企画を実施。本稿では、これまでHRzineの成長を支えてくださった皆様から、温かいお祝いのコメントを頂戴いたしました。HRzineとの思い出とともに「これからの人事の役割」についてもお聞きしています。

人事領域におけるAI活用の現在と未来 自社内も活用を進めるAI企業の先進的な取り組みとは

 現代において、AIの進化は目覚ましく、その活用は人事領域においても急速に進展中だ。ルールベースのAI、機械学習、そして現在の生成AIへと時代が変遷する中で、企業はどのようにAIを取り入れ、人事の未来を創造していけばよいのだろうか。本稿では、人事領域におけるAI活用の現在地と今後の展望について、株式会社エクサウィザーズ 中村海太氏と、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 松井和人氏に深掘りしていただいた。

注目記事

御社の取り組みはどちら? 従業員エンゲージメントのスコア重視型と状況改善重視型【状況改善重視型編】

 人的資本経営トレンドと合わせて経営レベルで重要視されるようになった従業員エンゲージメントですが、スコアを開示することや目標値を達成することに注意が向きすぎて、本質を見失いつつある企業も出てきています。前回のスコア重視型編では、ハイスコアを獲得することに囚われた「スコア重視型」向けの改善方法をあえて丁寧に紹介しました。今回は、従業員のパフォーマンス・リテンションの向上に役立てたい「状況改善重視型」の改善方法を紹介します。

御社の取り組みはどちら? 従業員エンゲージメントのスコア重視型と状況改善重視型【スコア重視型編】

 人的資本経営やESG重視トレンドのおかげもあり、多くの経営者や人事関係者が従業員エンゲージメントの意味や重要性を認識するようになりました。従業員エンゲージメントの状態を調査し改善する活動も行われています。特に「従業員エンゲージメントスコア」については、対外的にも評価されるらしいということで、高い目標スコアを掲げ改善に力を入れる企業が増えました。しかし、スコアの向上が目的になってしまっている、本末転倒な例も少なくありません。そこで今回と次回は、人的資本経営において従業員エンゲージメントスコアよりも大事なことを、グローバル先進企業の考え方を交えて説明します。

ベンダーを超えてAIが協業する未来 グローバルイベント「Workday Rising 2025」で発表—ワークデイ

 ワークデイは10月29日、記者説明会を開催した。この説明会は、同年9月15~18日にアメリカ・サンフランシスコで開催された同社の年次カンファレンス「Workday Rising 2025」における主要な発表内容を日本向けに説明するもの。

生成AIを“人事戦略の武器”にするには? 克服すべき「データのサイロ化」と「AIエコシステム」の未来

 前編では、日本企業が生成AIを戦略的に活用するために乗り越えるべき壁を、米国との比較を交えながら解説しました。後編では、生成AIを業務効率化ツールから人事戦略を推進する強力な土台へと進化させる2つの柱「役割とスキルの可視化」と「データ基盤の整備」 のうち、「データ基盤の整備」に焦点を当てます。人事関連データがシステムごとに分断されている「サイロ化」の課題をどう克服し、データを横断的に活用できる環境をいかに構築するか──その具体的なアプローチを探ります。

「人事領域の生成AI活用」を日米比較で読み解く——“質の高い”利活用を阻害している日本特有の文化とは

 日本企業の人事において、生成AIの普及率は悪くありません。しかし、米国と比べるとその活用方法は限定的です。生成AIは、単なる業務効率化のツールでなく、人事戦略を推進する強力な基盤となる可能性を秘めています。そのためには、「役割とスキルの可視化」と「データ基盤の整備」の観点が重要です。本記事はまず前編として、「役割とスキルの可視化」に焦点を当て、日本企業の現状と課題を掘り下げます。

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