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労働人口の減少や働く人の価値観・意識の変化などにより、人材の採用・定着・活躍がますます難しくなっている現在。この課題の解決に向けて、新しい考え方や制度、テクノロジーが次々に生み出されています。とりわけ「生成AI」は間違いなく、人事にまつわる業務の効率化・高精度化の切り札といえるでしょう。もちろん生成AIといえども、何でも解決できるわけではありません。人によるサービス・サポートとの適切な組み合わせが人事の未来を切り拓きます。5周年を迎えるHRzineでは、この人事の未来像を追いかけてお伝えします。
2027年に予定されている労働基準法(以下、労基法)の大改正。その根幹にあるのは、人々の“働き方を自由にすること”であり、これまでの人的資本経営ではあまり注目されてこなかった“「働き方」や「労務管理」を経営戦略と接続するもの”だという。この経営に直結する大規模な法改正に、企業はどのように備えるべきか。産学連携シンクタンク iU組織研究機構 代表理事・社労士 松井勇策氏と株式会社チームスピリット エンタープライズカスタマー運用・技術支援本部 カスタマー運用支援部 部長 曽我峻氏に話を聞いた。
現代において、AIの進化は目覚ましく、その活用は人事領域においても急速に進展中だ。ルールベースのAI、機械学習、そして現在の生成AIへと時代が変遷する中で、企業はどのようにAIを取り入れ、人事の未来を創造していけばよいのだろうか。本稿では、人事領域におけるAI活用の現在地と今後の展望について、株式会社エクサウィザーズ 中村海太氏と、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 松井和人氏に深掘りしていただいた。
SAPが「SAP Business Suite」としてスイート戦略を進める中、人事SaaSである「SAP SuccessFactors」の役割も変化している。「HRリーダーだけにHRを提供する時代は終わった」というのは、SAP SuccessFactors CMOのLara Albert氏。SAPが2025年10月、アメリカ・ラスベガスで開催したイベント「SAP Connect 2025」で、SAP SuccessFactorsが描く将来のHRとそれを支える製品戦略が明かされた。
AIは効率性やイノベーションを飛躍的に高める可能性を持ち、ビジネスのあり方そのものを変えつつあります。しかし導入が広がる一方で、多くの組織は真に変革的な成果につなげることに苦戦しています。AIの可能性を最大限に引き出すためには、テクノロジーそのものではなく、文化・スキル・戦略を整え、人を変革の中心に置くことが成功の鍵となります。本稿では、筆者が所属するEYの最新調査で明らかになった、効果的なAI導入と持続的な組織変革を実現するための重要なポイントを共有します。
かつて「紙とハンコ」に忙殺されていた人事労務の現場は、いまやクラウドシステムの活用によって、大きな業務効率化が進んでいる。その変革を最前線でリードしてきたのが、2015年のサービスリリースから10年を迎えたSmartHRだ。日本の人事労務の在り方がどう変化し、これからどこへ向かうのか。同社の歩みと共にキャリアを重ねてきた株式会社SmartHR 代表取締役CEOの芹澤雅人氏に、過去の葛藤からAIがもたらす「タレントマネジメントの民主化」という未来像まで、詳しく話を聞いた。
生成AIをめぐる議論では、「何時間削減できたか」「どこを自動化できるか」といった効率化の効果が強調されがちです。しかし、人事領域における本質的なインパクトは、単なる省力化ではありません。むしろ、「誰が、どんな情報をもとに判断するのか」という、企業の意思決定の型そのものを見直す契機になる点にあります。とはいえ、生成AIを“使っている”企業は急速に増えている一方で、「業務の質が大きく変わった」と実感している組織は決して多くはありません。便利にはなったものの、構造的な変革には至っていない——。このギャップが生まれる背景を整理した前編に続き、後編となる本稿では「組織変革につなげる具体策」をご紹介します。
生成AIをめぐる議論では、「何時間削減できたか」「どこを自動化できるか」といった効率化の効果が強調されがちです。しかし、人事領域における本質的なインパクトは、単なる省力化ではありません。むしろ、「誰が、どんな情報をもとに判断するのか」という、企業の意思決定の型そのものを見直す契機になる点にあります。生成AIを“使っている”企業は急速に増えていますが、「業務の質が大きく変わった」と実感している組織は多くありません。前編となる本稿では、このギャップが生まれる背景を整理し、後編では組織変革につなげる具体策をご紹介します。