iCAREは、法人向け健康管理システム「Carely」に、ストレスチェック結果の部署別比較ができる機能を追加した。
企業の健康管理では、健康診断・ストレスチェック・残業時間管理での異常者および異常部署から優先的に措置を行う、ハイリスクアプローチが基本とされている。しかし、ハイリスクの従業員・部署を見つけ出すまでに多大な工数と時間がかかっているのが、多くの企業の現状だ。
そこでiCAREは、Carelyの健康管理ダッシュボードに、健康診断・ストレスチェック・残業時間管理ごとの部署別比較機能を追加。これにより人事担当者・産業保健スタッフは、各部署の生産性や社内エンゲージメント、職場環境や対人関係、働きがいや上司・同僚・家族のサポート状況をひと目で把握できるようになる。また、自社の健康管理に関するリスク全体が可視化できるようになり、コロナ禍における健康管理を、手軽で迷うことなく進められるという。
なお、ストレスチェック部署別比較機能では、ストレスチェック57項目の回答から出てくる分析結果を、部署ごとに当てはめて見ることができる。Carelyでストレスチェックを行うことで、テレワーク下での組織状況を確かめることができ、改善施策の優先順位を決めやすくなる。