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2026年2月5日(木)@オンライン

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インタビュー《企業経営・事業展開》| M&Aで推進する今後の事業展開

両社長が語る ThinkingsをM&Aの意図とビズリーチが目指す人的資本データプラットフォームとは


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 2025年7月、ビズリーチがThinkingsの全株式を取得すること(以下、M&A)を発表した。ビズリーチは、「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、HRテクノロジー領域のプラットフォームやSaaSソリューションを提供することで企業の成長を支援し続けている。一方、Thinkingsは「誰もが意志ある仕事をするために、誰もが使える方法をつくる」をミッションに、主力サービスである「sonar ATS(現:sonar ATS by HRMOS)」で採用管理システム市場において確固たる地位を築いている。そんな2社が、戦略的パートナーとなることにどのような意味があるのか。何を目指していくのか。M&Aの狙いや意義を株式会社ビズリーチの代表取締役社長 酒井哲也氏と、Thinkings株式会社の代表取締役社長 瀧澤暁氏に伺った。

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バリューチェーンを広げ、「キャリアインフラ」となる

——ビズリーチは、どのような価値や便益をユーザー企業に提供していくことを目指されていますか。そのためのサービスの全体像も教えてください。

酒井哲也氏(以下、酒井) マクロ環境として、日本は労働人口がどんどん減って来ています。そうした中で、企業は業態や業容を変化し続けていかなくてはなりません。当然ながら、必要な人材も変わっていくでしょうし、しかも取り合いになります。そういった環境下で、ビズリーチはダイレクトリクルーティングによる採用支援を進めてきました。

 ただ、外部から人材を採用するだけでは、もはや企業成長は期待できません。社内の人材活用をセットとする、総合的な人材マネジメントを推進していく必要があります。

 企業が事業成長するためにも、外部・内部を問わず適切な人材配置と育成が重要です。それが結果的に、成長し続ける・選ばれ続ける会社につながります。これを「キャリアインフラ」と呼び、私たちが目指す世界観として位置付けています。

酒井 哲也氏

酒井 哲也(さかい てつや)氏

株式会社ビズリーチ 代表取締役社長

2003年、慶應義塾大学商学部卒業後、スポーツライセンス関連企業に入社。その後、株式会社リクルートエイブリック(現:株式会社リクルート)で営業、事業開発を経て、中途採用領域の営業部門長などを務める。2015年11月、株式会社ビズリーチに入社し、ビズリーチ事業本部長、リクルーティングプラットフォーム統括本部長、取締役副社長などを歴任。2022年7月、株式会社ビズリーチ代表取締役社長に就任。2022年10月よりビジョナル株式会社取締役、2025年10月よりThinkings株式会社取締役も兼任。

——それはつまり、入社から退職まで広くカバーするサービスを提供していくお考えということでしょうか。

酒井 もともと採用までだったところから、バリューチェーンを広げたいと思っています。個人側の視点に立つと、転職時だけでなく、入社後の活躍などを含めたキャリア全体という時間軸でご支援できることになります。そこまで行きたいです。

——だからキャリアインフラとなり、働いている人の支援も含めて取り組まれると。

酒井 そうです。これからは、個人が自分自身で人生やキャリアを選択していかなくてはいけません。だからこそ、私たちは企業の皆様に「個人から選ばれる会社になりましょう」と呼び掛けています。また、個人の方がキャリアを選択する際に、どの方向に可能性があるのか、どんな選択があるのかが把握できるよう支援していきたいと思っています。

人的資本データプラットフォームの実現を加速したい

——今回のM&Aを機に、「人的資本データプラットフォーム」の実現を加速したいとのことですが、どのようなものなのですか。どのような効果がユーザー企業にもたらされるのでしょうか。

酒井 人的資本データプラットフォームとは、社外の労働市場のデータと社内の人材データを連携させ、新たな価値を創造していくプラットフォームです。これが実現されることにより、新規事業の立ち上げ時に社内外の人材を横断的に検討したり、社外の労働市場データを踏まえて社内人材の年収やポジションを検討できたりします。

——人的資本プラットフォーム構築における御社ならではの強みは何でしょう?

酒井 私たちの強みは、この十数年における外部の労働市場データを保持していることです。どこでどのような人材が活躍しているのか、どれぐらいの年収で採用されたのかが一目で分かります。それと社内の人材データをセットにしたときに、相対比較や絶対比較ができます。

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この記事の著者

北浦 汐見(キタウラ シオミ)

都内のスタジオに勤務後独立。ポートレート、取材、料理撮影等、都内を中心に活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市古 明典(HRzine編集長)(イチゴ アキノリ)

1972年愛知県生まれ。宝飾品会社の社員、辞書専門編集プロダクションの編集者を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、2017年7月にエンジニアの人事をテーマとする「...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

袖山 俊夫(ソデヤマ トシオ)

上智大学法学部卒。上場企業に入社し、宣伝部に在籍。その後メディア・コーディネーターとして独立。以来、多くのフリーランススタッフと案件ごとにユニットを編成し、大手新聞社グループ各社が発行する媒体のコンテンツ制作をハンドリングする。現在は、執筆業に専念。経営やHR分野を中心に、企業経営者や人事責任者、大学教授などのイン...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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