人事と事業の架け橋となり、事業成長を実現するHRBP(Human resource business partner)の創出・支援を目的として、日本HRBP協会を設立したと発表した。

HRBPとは、HRとビジネスをつなぐ役割のこと。しかし、日本国内において、HRBP機能を持つ企業は少ないという。また、すでにHRBP機能を持つ企業でも、HRBPの役割が不明確で、具体的な責任が定義されていないことが多く、試行錯誤をしながらHRBPのあり方について不安を抱えているとしている。
このような状況の中、同協会は、同じ志を持ったHRBPが互いに高め合う環境整備を通じて、HRとビジネスを力強く接続できるようなコミュニティを目指すという。同協会の活動内容と法人概要は次のとおり。
主な活動内容
- HRBPに関する検討会:これまでHRとビジネスの接続を行ってきた理事や有識者を募りナレッジを発信
- HRBPについてのコミュニティ:HRBPを募り、発表や講演を通じて、ナレッジ共有・相互理解・相談が可能な場を設ける
- HRBPに関するイベント:広く情報に触れられるよう「HR about Business」というテーマでトークイベントを開催

法人概要
- 法人名:一般社団法人日本HRBP協会
- 設立日:2025年1月10日
- 代表理事:山中裕貴氏(リデザインワーク株式会社 取締役副社長 兼 COO)
【関連記事】
・改正人事労務関連法と連動した人的資本経営ソリューションを3月より提供開始—エル・ティー・エス
・「カオナビ」や「ジョブカン」などHR系サービスを実際に触って試せるデモ体験を開始—人事図書館
・健康経営の課題は「経営層の理解とサポート」「従業員のワークライフバランス改善」—Mediplat調べ