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採用企業と就職・転職を行う人双方のAI活用の実態を調査、人が関わることへの意識は依然高い—HERP

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 HERPは、採用業務に関わる採用担当者・人事責任者・経営者・現場社員と、転職活動・就職活動の経験がある求職者を対象に、それぞれ「AI時代の転職・採用に関するアンケート調査」を実施した。

 同調査を行った背景には、近年の生成AIの急速な普及に伴って、採用活動を行う企業と、就職活動を行う求職者の両方でAI活用が当たり前(AI vs. AI)になっていることがあるという。

 調査の結果について、同社は以下のように述べている。

企業の6割以上、求職者の7割以上が採用活動・就職活動にAIを活用

 企業で採用業務に関わる採用担当者・人事責任者・経営者・現場社員に向けて、採用業務においてAIをどの程度活用しているか聞いたところ、31.0%が「頻繁に利用している」、32.2%が「時々利用している」と回答し、6割以上が業務で日常的にAIを活用していることが分かった。

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 また、求職者に向けて、就職・転職活動におけるAIの活用状況を聞いたところ、33.8%が「頻繁に利用している」、39.7%が「時々利用している」と回答し、7割以上が就職・転職活動にAIを活用している結果となった。採用活動を行う企業側と、就職活動を行う求職者側の両者ともにAI活用が進んでいる状況がうかがえる。

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 さらに、求職者が就職・転職活動のどのプロセスでAIを活用しているかを聞いたところ、最多が「自己分析」58.2%、次いで「情報収集」56.6%、「履歴書や職務履歴書の作成・添削」46.7%という結果になった。

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企業の半数以上が、求職者のAI活用に肯定的

 企業に、候補者が応募書類の作成時にAIを活用することについて考えを聞いたところ、13.2%が「良いと思う」、40.2%が「まあ良いと思う」と回答し、半数以上が肯定的に捉えていることが分かった。

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求職者の75%以上が、「AIのみ」での合否判定に抵抗あり

 求職者に、選考の各プロセスにおいて企業がAIを活用することについて印象を尋ねたところ、「求人票の作成」や「面接の日程調整や選考に関するFAQ対応については、「(まあ)良いと思う」が70%以上となり、「(あまり)良くないと思う」は約6%にとどまった。しかし、「人間を介さないAI面接官による面接」や「人間による面接後の、AIによる合否決定」については、「(あまり)良くないと思う」と回答した人が約30%にのぼる結果になった。

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 また、「もし応募先企業が『人間の目を通さず、AIの判断のみ』で合否を決定していたらどう感じるか」を尋ねたところ、31.1%が「非常に抵抗がある」、44.2%が「やや抵抗がある」と回答し、75%以上の人が「AIの判断のみ」で採用の合否が決まることに抵抗感を持っていることが明らかになった。

 企業が書類作成や日程調整などの作業にAIを活用することには肯定的な一方、面接でのコミュニケーションや面接後の合否決定については、AIで選考されることに抵抗があるという求職者の心情が浮き彫りになった。

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企業の約9割が、AIの精度が向上しても「候補者1人ひとりとの対話は必要」と回答。人間が「時間をかけて注力すべき」と思う業務も「候補者との面接・面談」が最多

 企業に「AIの利用で完成度が高い履歴書や職務経歴書が標準化する中、書類選考で候補者を見極めることが難しくなったと感じるか」を尋ねたところ、19.0%が「非常にそう感じる」、51.8%が「やや感じる」と回答し、7割以上がAI活用の普及によって書類選考が難しくなったと感じていることが分かった。

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 また、企業に「AIによるマッチング精度が向上した場合も、候補者1人ひとりと対話する必要性は残ると思うか」を尋ねたところ、38.0%が「非常に感じる」、48.5%が「やや感じる」と回答。約9割がAIの精度が向上しても「候補者1人ひとりとの対話は必要」と考えていることが分かった。

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 さらに、AIによって採用業務の効率化が進んだ場合、人間が「時間をかけて注力すべき」だと思う業務を尋ねたところ、最多は「候補者との面談・面接」59.5%、次いで「スカウト文面の作成・ブラッシュアップ」30.1%だった。

 半数以上の採用担当者が、「候補者との対話」について、AIに代替せず人間が行うべきだと考えていることが明らかになった。また、AI活用によってダイレクトリクルーティングのスカウト文面を誰でも容易かつ大量に作成することが可能になった一方で、候補者1人ひとりに合わせた個別性の高い文章を作成することの重要性が示唆された。

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求職者の8割以上が、「人間同士の深い対話」によって企業への印象が上がると回答

 求職者に、「応募先企業と人間同士の深い対話をすることで、企業への志望度が上がることはあるか」を尋ねたところ、31.3%が「あると思う」、51.9%が「まああると思う」と回答し、8割以上の人が、人間同士の深い対話が志望度に影響すると考えていることが分かった。

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 具体的に企業との対話の中で志望度が上がる瞬間について尋ねたところ、最多は「自分の経歴に基づいた、定型文ではない丁寧なメッセージをくれた時」58.6%、次いで「会社の良い面だけでなく、課題やリスクも正直に話してくれた時」46.6%となった。「個別の尊重」をされていると感じたときや、企業から開示された情報に「誠実さ・透明性」を感じたときに、特に企業への好感を抱きやすい傾向がうかがえる。

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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