LPICは、Linuxのインストールや基本操作(レベル1)、Linuxによるシステムおよびネットワーク構築、Linuxの応用的なシステム管理やサーバ構築(レベル2)の知識を問う資格。レベル1は日本国内で大変人気が高い。
OSS-DBは、データベースシステムの設計・開発・導入・運用ができる技術者(Silver)、あるいは大規模データベースシステムの改善・運用管理・コンサルティングができる技術者(Gold)としての知識を問う資格。OSS(オープンソースソフトェア)のDB(データベース)ということであるが、特定のOSS-DB製品に依存する機能について問う場合には、PostgreSQL 9.0以上を前提とする。
HTML5は「HTML5プロフェッショナル認定資格」という名称で、マルチデバイスに対応した静的なWebコンテンツをHTML5を使ってデザイン・作成できる知識・スキル(レベル1)や、システム間連携や最新のマルチメディア技術に対応したWebアプリケーションや動的Webコンテンツの開発・設計ができる知識・スキル(レベル2)を問う。HTML5だけでなく、HTTPプロトコルやJavaScriptも試験範囲に含む。
OPCEL(Certification Exam for OpenStack Professional)は、クラウド構築基盤ソフトウェアであるOpenStackに関する知識とスキルを認定する資格。OpenStackはLinuxエンジニアを中心に最近注目を集めている一方、扱えるエンジニアの数がまだ少ないため、取得するとキャリアの構築に有益だ。ただし、試験問題は実務経験がないと正解するのが難しいというので注意したい。
今回の公開ペーパー試験で受験できる試験の試験時間や受験料は次のとおり。各試験の詳細は「試験概要ページ」のリンクを開いて確認してほしい。
試験名 | 試験時間 | 受験料 |
試験概要 ページ |
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LPICレベル1 101試験(Ver4.0) | 11:00~12:30(90分) |
1万6200円 (税込) |
リンク |
LPICレベル2 201試験 | リンク | ||
OSS-DB技術者認定試験 Silver | リンク | ||
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 | リンク | ||
LPICレベル1 102試験(Ver4.0) | 11:00~12:30(90分) | リンク | |
LPICレベル2 202試験 | リンク | ||
OSS-DB技術者認定試験 Gold | リンク | ||
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 | リンク | ||
OPCEL認定試験 |
3万2400円 (税込) |
リンク |
会場は東京・新宿区の日本電子専門学校。受験申し込みの受付期間は、6月1日~8月31日。試験結果の発表は10月下旬予定となっている。
受験の申し込みはこちらのWebページから。受験当日には筆記用具は不要(会場側で用意する)だが、公的に自己を証明する写真付の本人確認書類が必要なので、早めに確認しておこう。