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抜粋公開!『作るもの・作る人・作り方から学ぶ 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本』


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 人材獲得競争の激しいITエンジニアですが、業務内容を理解することの困難さも、人事にとって採用をいっそう難しいものにしています。そんな中、書籍『作るもの・作る人・作り方から学ぶ 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本』は、ITエンジニアが使う技術用語を、“採用・人事担当者ならここまで・このように理解していればよい”というさじ加減で説明してくれるとして人気を博しています。今回は同書から、技術用語解説が始まる第2部 第2章から一部を抜粋して前後編で公開します。

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 本記事は『作るもの・作る人・作り方から学ぶ 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本』(著者:中島佑悟、高濱隆輔、千田和央)の「第2章 作るものから学ぶ」から節「プログラミング言語を深掘りする」を抜粋したものです。掲載にあたり一部を編集しています。

採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本

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作るもの・作る人・作り方から学ぶ
採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本

著者:中島佑悟、高濱隆輔、千田和央
発売日:2020年4月16日(水)
価格:2,420円(税込)

本書について

エンジニア採用に必要な技術用語を解説したITエンジニアリングの教科書です。複数の採用サービスから出現数の多い用語に絞って紹介しており、エンジニアリング知識の全体感と関係をつかんで、採用業務に使えることを目指しています。

プログラミング言語を深掘りする

 まずソフトウェアエンジニアリングとは切っても切り離せないプログラミング言語への理解を深めましょう。

[画像クリックで拡大表示]

 プログラミング言語とは、人間がコンピュータにさせたい処理をコンピュータに伝えるために使う言語のことです。人間同士が会話する際には、日本語や英語のようなお互いに共通認識がある単語や文法を使ったやり取りを行いますが、これと同じように、人間とコンピュータの間で取り決めた単語や文法がプログラミング言語です。たとえば、「print(“a”)」という表現なら「画面に“a”と出力する(表示する)」といった取り決めです。

 採用業務では、採用要件や求人票を作成する際にプログラミング言語の名前を扱う場合が多いと思います。こうした場合には、自社サービスや顧客に依頼されたWebアプリケーションの開発に使用しているプログラミング言語の名前を使うことがほとんどでしょう。

 ここで理解しておきたいのは、Webアプリケーションだけではなく、これまで紹介したOSやブラウザ、データベースなどもプログラミング言語を使って開発されているものだということです。あなたの会社が提供しているWebアプリケーションと同じように、皆さんが普段使っているOSやブラウザも、それを提供している企業や団体がプログラミング言語によって開発し提供することで利用できるようになっています。

 プログラミング言語への理解を深めるために、その働きを少し深掘りしてみましょう。まずプログラミング言語の役目は、人間がコンピュータに行わせたい処理の仲介役です。コンピュータによる何らかの処理は最終的には物理的な電子回路の上で電気信号として扱われます。膨大な数のスイッチが処理の内容によってオン・オフされ、その回路に電気が流れることで特定の信号になるイメージです。とはいえ、Webサイトを作りたいような人がコンピュータの中身や電気信号を直接扱うのは現実的ではありません。そこで、人間でも読み書きができ、コンピュータ上の処理にも変換できるような表現としてプログラミング言語を使うことになります。

 プログラミング言語で書かれたプログラムが電子回路上で電気信号として扱われるまでにはいくつかの段階があります。簡単にいうと、プログラミング言語で書かれたソースコードが2進数(0と1)の羅列に翻訳され、その羅列に従って電子回路が操作される、という順序です。

[画像クリックで拡大表示]

 ざっくり分けて人間にとって理解しやすい表現を「高級言語」と呼び、そうでない表現を「低級言語」と呼びます。本節で紹介するプログラミング言語はすべて「高級言語」に該当します。「低級言語」には「アセンブリ言語」や、完全に0と1で表される「機械語」があります。「高級言語」を「アセンブリ言語」に翻訳する際には「コンパイラ」や「インタープリタ」といったソフトウェアが使われ、「アセンブリ言語」を「機械語」に翻訳する際には「アセンブラ」が使われます。採用業務で目にすることがあるプログラム言語はほとんどが高級言語でしょう。ただし、ハードウェアを主体に扱うサービスを展開する企業などの場合は、「アセンブラ」のようなキーワードを採用要件で見かけることもあるかもしれません。

 プログラミング言語の数は数千種類以上にのぼるともいわれています。もちろんすべてを覚えることはできませんし、その必要もありませんが、よく使われる言語や流行している言語に関しては概要だけでも知っておくのが望ましいでしょう。次項からは代表的なプログラミング言語を紹介していきます。

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この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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