LegalOn Technologiesのグループ会社で、専門領域におけるAI開発を行うOn Technologiesは、人事業務を担うAIエージェント「WorkOn(ワークオン)」を提供開始した。
これまでグループ会社のLegalOn Technologiesでは、法令や社内規範などのルールと運用が複雑に絡むうえ、正確性や信頼性が求められる法務領域をAIで支援してきた。人事業務も、法令・社内規程・雇用区分・個別事情が絡む、複雑なルールのもと行われる専門業務だ。
WorkOnは、法務で培った基盤を人事事領域に展開したAIエージェントで、人事業務を「情報の検索・入力・作成」という作業中心のプロセスから、「確認・判断・改善」するプロセスへと転換する。
WorkOnの特徴について、同社は以下のように述べている。
各種書類の作成や人事データの抽出をAIが迅速に実行
WorkOn内の従業員の基本情報(雇用形態、業務内容、勤務時間など)を参照し、在籍証明書や就業証明書などの人事が担う各種書類をAIが作成。従業員から依頼が届き次第、AIが必要情報を労務担当者へ提供するため、情報収集の手間を省ける。
また、労務業務において作成する各種一覧データも、AIが瞬時に作成。データ抽出に必要な条件を指示すると、依頼に沿った形でデータを作成する。複数の条件への指示も対応可能。
定型業務はAIが自律的に処理し、人の判断が必要な場面のみ引き継ぐ
WorkOnでは、AIが自律的に定型業務を処理し、人の判断が必要な場面のみ引き継ぐ。具体的には、労働時間を超過した従業員がいた場合、AIエージェントが勤怠情報を収集し、リスト化とグラフ化を実行。これにより、誰が労働時間を何時間超過しているのかを瞬時に把握し、従業員や上長への連携をしやすくする。
使い続けるほどに自社の運用に適応するAI
WorkOnは、自社の制度や判断基準を反映しながら組織とともに成長していくAIエージェント。企業ごとに異なるルールや運用を学習し、利用を重ねるほどに対応の精度と範囲が向上する。
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