学情は、企業・団体の人事担当者を対象に、キャリア採用業務での生成AIの活用などについてインターネットアンケートを実施した。
キャリア採用業務に「生成AIを利用している」企業は3割弱 半数超が利用に前向き
キャリア採用業務で生成AIを利用しているかを尋ねたところ、「すでに利用している」は28.7%と3割弱にとどまった。「利用を検討している」は9.5%、「利用したいがまだ着手していない」は16.4%と、半数を超える企業が利用に前向きなことが分かる。
一方で、「今のところ利用予定はない」が45.5%と半数近くに上った。
また、キャリア採用への生成AI利用に前向きな企業に、採用業務のどのような場面で利用している、または利用したいかを聞いたところ、「求人票の作成・ブラッシュアップ」が65.3%でトップだった。多くの企業が求職者へのアピール度を高めたいと考えていることが分かる。
次いで、「スカウトメールの作成・配信」(56.0%)、「選考案内や合否連絡メールの作成」(42.0%)が続き、多数の求職者への対応を効率化したい企業も多いようだ。
今後も人による対応を重視したいのは、「面接・面談」が突出
生成AIではなく、今後も人間による対応を重視したいものを聞いたところ、「面接・面談」が75.3%で突出する結果となった。「採用計画の策定」「面接で聞く質問案の作成」「選考書類の要約・評価」と続くが、回答数はいずれも3分の1であった。
コメントでは、「直接目を見て話すことで人間力が見える」「対面でこそ人柄や本人の思いを聞き出せる」「人が対応することで入社意欲を高め、入社前後のギャップ低減にもつながる」「対人コミュニケーション力は人でしか評価しきれない」「AIには見通せない個人の特性や性格は、面接者の経験が左右する」「面接は人でないと責任もって採用業務を遂行したと言えない」「最後の判断の砦は人であるべき」といった声が寄せられた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2026年3月16日~2026年4月10日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:企業・団体の人事担当者
- 有効回答数:295件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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