転職アプリ「ミイダス」を運営するミイダスは、各地方自治体と連携して包括的に移住希望者の支援を行うべく、転職者の地方移住支援を行う専門組織「ローカルプラット部」を10月8日に設立した。
ミイダスでは、これまでに全国200以上の地方金融機関と連携し、地方における人材採用支援も積極的に行ってきた。今回、これまでの実績とノウハウを活かして地方自治体の移住者獲得支援を行うべく、移住支援専門組織「ローカルプラット部」の設立に至った。ローカルプラット部では、今後、各自治体と協力し、包括的に移住者獲得支援を行っていく。
ローカルプラット部は、ミイダスの利用者の中で移住を希望するユーザーに対し、移住に関する情報と地域の情報、そして各地域の求人情報を総合的に提供し、地方移住や移住先での転職活動をよりスムーズに行えるよう支援していく。また、各自治体の要望に応じてミイダスを活用した移住促進プログラムを企画・実行する。
ミイダスでは同サービスを利用する転職希望者に向け、希望勤務地に選択されている各自治体の告知を送ることが可能。具体的には、ミイダスが運営するオウンドメディア「ミイダスマガジン」の編集部が作成し、掲載した各自治体の移住相談窓口などの取材記事を通じて告知できる。今後は、移住地の求人情報 や地域の情報、移住に伴う補助金など、移住に関わる様々な情報を一括提供する移住総合ページをミイダス内に開設し、包括的な情報提供を行う予定。
なお、この取り組みの第一弾として、広島県と地方移住への取り組みに関して協力を開始した。広島県は、地方移住を支援する認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが発表した「2019年の移住相談の傾向、移住希望地ランキング」にて全国2位にランクイン、年代別では、20代以下で1位、30代・40代で2位となるなど、比較的若い世代に移住先として高い人気を誇っている。