タレンタは、日立製作所が2020年度新卒採用において、Web面接プラットフォーム「HireVue(ハイアービュー)」を導入したと発表した。
日立製作所では、高い選考品質を担保しながら、採用活動を通して同社の魅力を最大限に学生に伝えられるITソリューションを模索した結果、国内外で候補者体験の満足度が高く、多くのエンタープライズ企業の採用でも実績のあるHireVueを導入したという。
HireVue導入効果については以下のとおり伝えている。
- 公平性の担保
- オンデマンド面接を使用することですべての学生に同じ質問を投げかけることができる。これにより、統一された評価指標で評価を行うことができた。学生と面接官の相性によって評価が変動することなく、公平な選考を提供することが可能になった。
- 業務の効率化
- 従来対面で行っていた初期段階の面談の一部や、インターンシップなどの参加者決定プロセスをオンデマンド面談に置き換えた。これにより、今まで日程調整や会議室の調整にかかっていた負荷が大幅に軽減され、また面接時間自体も短縮することができ、業務の効率化につながった。
- 学生とのコミュニケーションの増加
- 業務の効率化によって、より多くの時間を学生とのコミュニケーションに割けるようになった。さらに、内定後もHireVueを活用し、若手社員のインタビューや採用担当からの情報発信といった内定者とのコミュニケーションを継続。入社前の不安を払拭しながら関係性を構築した。
- 状況への早期対応
- 選考の一部をオンライン化し、HireVueを組み込んだ選考フローに決定していたことで、新型コロナウィルスによる選考プロセスの再検討の際、早急に対応できた。日立製作所の魅力をいち早く打ち出すことができ、候補者への選考参加機会の提供拡大にもつながった。
日立製作所では新卒採用での利用を踏まえ、今年度のインターンシップ選考でもHireVueを活用している。また、今後もさまざまな採用プロセスの中でWeb面接の積極的な活用を検討しており、Hirevueを数ある選考手段の一つとして活用していく予定としている。