パーソルイノベーションは、同社が運営する外部人材管理・活用システム「エクスチーム」に「公募依頼機能」を追加した。
エクスチームは、フリーランス・副業人材などの外部人材を活用している企業が、業務委託先との契約から請求までのやりとりをスムーズに管理できるシステム。外部人材情報をデータベース化することで実績や経験が確認できるタレント管理機能も備えている。2020年10月からは新たに「エージェント管理機能」を追加し、業務委託先を介した企業間契約に対応。プロジェクトごとに雇用形態にとらわれずにワンチームで活躍できる組織づくりを支援している。
今回追加された公募依頼機能では、エクスチームにデータベース化された外部人材に対し、複数名を対象にエントリー募集をかけ、エントリーした候補者の中から依頼先を決定できるようにした。これにより、システムを利用している中で蓄積される外部人材データベースの有効活用により発注フローを効率化し、案件にフィットした発注を可能とする。
データベースでは、職種や稼働状況、実績などが閲覧でき、希望条件に合った人材に絞って公募をかけられる。また、正式な発注や連絡もエクスチーム上で行えるため、ステイタス管理がスムーズになる。
エージェント管理機能にも対応しており、フリーランスエージェント企業やSES（システムエンジニアリングサービス）企業をはじめとするエージェント企業やパートナー企業といった業務委託先の企業も“公募依頼”の対象として選ぶことができる。
“公募依頼”を受け取った外部人材は、エントリーをするかキャンセルするかを選択できるほか、いずれの場合も回答にメッセージを添えてコミュニケーションすることが可能となっている。
料金は月額3万円～（税抜き）。最低契約期間は12か月で、外部人材（個人）や、エージェント企業やパートナー企業などの業務委託先の登録数により料金は変動する。
