EY Japanは3月1日付で、スタートアップ企業の早期自立を支援する新サービス「EY Startup Package(EYスタートアップパッケージ)」サービスの提供を開始した。
EY Startup Packageは、スタートアップ企業のステージ初期に必要な機能をパッケージ化し、月額定額料金で利用可能にしたサービス。専任のEY Japanの担当者が依頼企業の相談相手となり、各種ニーズに合ったソリューションをパッケージで提供し、企業の抱えている課題解決をサポートする。業務構築の支援にとどまらず、要望に応じて、EY Ripplesを通じた活動も組み合わせることにより、経営メンバーなどの人的リソースの補強支援、優良な外部ネットワークの紹介、資金調達に関する支援などをワンストップで提供。さらに、各パッケージを継続的にサポートする機能も組み込み、統合型でサービスを提供する。
EY Startup Packageの4つの構成
- 業務構築支援:企業運営に欠かせない、規程などの書類を企業に合わせた形で提供し、効率的な事業運営をサポート。また、会計、人事系システムなど、無数にあるバックオフィス系システムの導入も会計の専門家としての視点を生かして全面支援する。単にソリューションを提案するだけでなく、EY内外の信頼できるメンバーと共に継続したサポートの提供も行う。
- 人的リソース支援:スタートアップの成長にとって重要なカギを握る各最高責任者(CXO)や、執行役員から実務を担当するスタッフまで企業にとって重要な人材の紹介・採用をEY内外のネットワークと連携して支援する。
- ネットワーク支援:外部連携先との関係が確立されていない起業初期には、スタートアップ企業自らがアプローチできない連携候補先の企業やその窓口をEYの国内外のネットワークに基づいて紹介。また、成長フェーズに入った時期には、企業の成長を後押しするような効果的な連携先を紹介する。
- 資金調達支援:EY内外のネットワークを最大限活用し、スタートアップ企業の成長ステージに合わせた適切な資金調達先との面談機会を、適切なタイミングでスタートアップ企業へ提供し、成長を支援する。
EY Startup Packageの特徴
- 一定の工数内であればパッケージ内の機能を、必要に応じて自由に選べる。
- 事業運営に必要な多数のコンテンツにすぐにアクセス可能。CXOの業務を迅速にサポートできる。
- EY内外のネットワークを最大限に活用し、信頼できる関係先へのアクセス機会を得られる。
- EY内外のサポートメンバーが充実したサポートを提供。
EY Startup Packageの導入効果
- スタートアップ起業時に最低限必要な機能を提供するため、本業の運営に集中・専念でき、スピードを持った経営を実現することが可能。
- ワンストップパッケージでは、CXOの専門外領域においてもサポートを受けることができる。
- 自社のネットワーク強化に向けて、EYの信頼のおける外部ネットワークにもアクセスが可能。
- 企業運営にかかる初期コストを抑え、事業の進捗に沿った費用投資が可能。
- 月額定額制で、必要に応じて継続的なサポートを受けることができる。
料金プラン
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ミニマム:月額10万円(税抜き)
コストを抑えて、特定の分野に絞ったサポートを受けたい企業向けプラン -
スタンダード:月額30万円(税抜き)
パッケージの特長を十分に活用して効率的な経営をしたい企業向けプラン -
プレミアム:月額50万円(税抜き)
社内リソースの不足を補うための、フルサポートを求める企業向けプラン