日立ソリューションズは、同社が運営する「リシテア/就業管理」のクラウドサービスにおいて、パッケージソフトウェアと同様に、柔軟な機能拡張とデータの分析・可視化を標準で提供する最新版を販売開始した。
最新版では、顧客の要望に合わせた機能拡張を、カスタマイズではなくプラグイン方式で提供する。企業はこれにより、クラウドサービスで個別に実現の難しかった柔軟な機能拡張が可能となり、リシテア/就業管理本体のバージョンアップ後も個別対応を行うことなく、そのまま利用できる。
併せて、蓄積されたデータを分析・可視化することで、従業員の働き方に対する意識改善に役立つ「リシテア/HRダッシュボード」も、オプションではなく標準で提供する。これにより、職場の管理者は労働基準法で定められた残業時間の超過や有給休暇の未取得の現状、今後の予測をリアルタイムに把握することができるようになり、規定違反を未然に防止できる。
また、プラグイン方式はリシテア/就業管理のパッケージソフトウェアの最新版でも提供し、拡張した機能を継続して利用できる。
リシテア/就業管理クラウドサービスの価格は、3000人で利用の場合1ユーザー当たり2240円/年(税別)。