ハッカズークは、キャスターが運営するハンズオン事業支援のbizhikeと業務提携を開始した。ハッカズークがアルムナイネットワーク運営のノウハウを提供し、bizhikeが運営業務を巻き取ることで、アルムナイネットワークの導入から運営まで、ワンストップで企業を支援する体制を構築した。
ハッカズークは、アルムナイと企業がつながり、交流ができるアルムナイ特化型クラウドサービス「Official-Alumni.com(オフィシャル・アルムナイ・ドットコム)」を提供。また、企業とアルムナイが良好な関係を構築するための運営ノウハウも提供する。
bizhikeは、経営課題の解決に精通した人材がクライアント企業の担当者に伴走して、アルムナイネットワーク導入と運営をサポート。アルムナイを集客するためのインタビュー記事作成、アルムナイと現役社員の関係性構築のためのイベント企画運営などを実行支援する。
ハッカズークとbizhikeが互いの得意分野の下に協力することで、これまで作業リソースの問題でアルムナイとの関係構築に手を付けられていなかった企業も、アルムナイネットワークを構築し、そのメリットを得られるようにする。メリットは主に次の3つ。
- 採用課題の解決
- 一度は退職した優秀な人材と接点を保ち、再雇用を生む場として活用することができる。再雇用以外にも、退職者に副業で働いてもらえる可能性や、元社員の紹介によるリファラル採用が活発化する可能性もある。
- また、アルムナイが古巣企業と良好な関係性を保っている様子は、入社を検討する候補者の目にも好印象に映り、採用ブランディングの一環としてのメリットも見込まれる。
- ビジネス課題の解決
- アルムナイと積極的に交流し、知識や情報における社内外の境界を取り払うことで、オープンイノベーションを促進できる。また、一般の委託業者と比べて企業を深く理解しているアルムナイ相手であれば、業務提携・共同事業もスムーズに行える。
- 社員育成課題の解決
- アルムナイは、社外視点からの客観的な意見を現役社員に提供。アルムナイネットワークは、社内コミュニケーションだけでは得られない視野の広がりを現役社員に提供する場となる。
- また、自社での経験を経て社外で活躍するアルムナイの姿は、現役社員のモチベーションを刺激し、人材成長の促進、エンゲージメント向上の効果が期待できる。