さくら情報システムは、長期化するコロナ禍におけるテレワーク支援の一環として、スマートフォンやパソコンから簡単に操作ができる「年末調整Web申告」を、2021年8月31日までに契約をした企業に対して、初期費用を無料とすることを発表した。
新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた働き方として、昨年から多くの企業でテレワークが普及し、人々の生活様式が大きく様変わりした。そのような状況の中、多くの企業の人事部門では、冬の大きなイベントとなる年末調整での、紙の取り扱いを避けることができず、特に申告書の印刷・配付・回収などで出社を余儀なくされるケースが少なくない。テレワーク推進には、紙の取り扱いをできるだけ減らすことが急務となる。
年末調整Web申告は、従業員がスマートフォンやパソコンで場所を問わず申告できるほか、人事部門ではWeb上で申告状況の管理や内容チェックが行え、従業員・人事部門双方の事務作業を大幅に削減できる。分かりやすい操作画面と入力内容チェック機能も備える(2020年度グッドデザイン賞受賞)。
また、クラウドサービスの利用においては、利用者からのセキュリティ要求の高まりを受け、セキュリティ機能(シングルサインオン連携など)を強化した。
今回の無償化では、年末調整Web申告について、基本料金20万円(税別)、各種オプションの初期費用ともに無料化する。利用するには、2021年8月31日までに契約完了する必要がある。