エクサウィザーズのグループ会社であるExa Enterprise AIは、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」の運営などを行っているユーザベースが、採用候補者に対応するAIエージェント「exaBase 採用アシスタント」を導入し、2026年3月より運用を開始したと発表した。
ユーザベースは採用広報の一環として、人事制度情報の公開やコーポレートマガジン「Uzabase Journal(ユーザベースジャーナル)」の発行を通じ、カルチャーや事業内容を発信してきたが、次のような課題が顕在化していたという。
- 採用コンテンツの過多による最適な情報伝達の難しさ
- 創刊以来の発信は約400本にのぼり、情報量の増大により、候補者の興味・関心に合致する記事を的確に届けることが難しくなっている。
- 候補者ニーズ把握の不備
- 各コンテンツ改善や採用広報の次の一手に活かすための、学生・候補者の関心や疑問点などに関する定量・定性データが得られていない。
- 情報を“探し当てる”難しさの顕在化
- 本来、各コンテンツは候補者自身によるミスマッチの解消と適切なポジション選択を支援することを目的としているが、情報量が増えた結果、候補者が適切な判断をしにくくなっている。
これらの課題解決に向け、ユーザベースはexaBase 採用アシスタントを導入し、AIエージェントによる候補者体験の向上に取り組むことにした。
なおエクサウィザーズは、exaBase 採用アシスタントの特徴について次のように説明している。
- 24時間365日対応
- 候補者からの問い合わせに対し、自社採用サイトやオウンドメディアのコンテンツ、公開情報、PDFなどを参照し、高精度かつ個別に回答。候補者体験を向上させる。
- 候補者の入社意向の醸成・動機付け
- 候補者の関心や不安に応じたコンテンツを対話型で回答。企業や業務の解像度が高まり動機付けが促進されることで、採用プロセスの歩留まり改善や内定辞退の抑制につなげる。
- 候補者の本音をデータ化
- 候補者との会話ログを蓄積し、採用広報や説明会などの設計に活用。継続的な改善サイクルを回し、採用活動の高度化を実現する。これにより、候補者が必要な情報に迅速かつ的確にアクセスできる環境を整備し、応募検討の精度向上と採用プロセス全体の効率化・質的向上を同時に実現する。
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