【第1位】
堂々の第1位は、毎日のランキングでも常にトップ10に入っている人気記事「シスコ技術者認定が大改定! 2020年2月24日よりこう変わる(1) ――CCNA・CCNP・CCIE編」でした。
ネットワーク機器で世界的なシェアを誇るシスコシステムズ。同社が実施しているシスコ技術者認定は、ネットワーク技術者にとって入門からエキスパートまで幅広く受験されている資格です。1993年の同資格制度スタートから、あまり大きな変更なく来ていたのですが、来年の2月24日に初の大型制度変更を実施すると発表。強いインパクトを持って技術者に伝わっていきました。
本記事は、シスコ技術者認定のメイン資格であるCCNA、CCNP、CCIEの制度改定について詳しく解説したもの。制度変更の実施日が近づくにつれ、ますます読まれていくのではと思います。
【第2位】
第2位は、これもIT資格に関する記事「稼げるIT資格はどれ?―米グローバルナレッジが2019年版のトップ15を発表」でした。
同調査は米グローバルナレッジが毎年実施しているもので、IT人材ラボでもお伝えするのは3年目。毎年人気記事になっています。持っている資格と年収額とを並べたランキングですが、近年はセキュリティやクラウド、アジャイル開発に関連した資格が年収を高めてきました。そんな中、安定して高いのはプロジェクトマネージャーの資格「PMP」です。プロジェクトマネージャーは常に人材不足と言われますが、それも影響しているのかもしれません。
【第3位】
第3位は「データサイエンティスト不在が理由ではない!? 多くの企業でデータサイエンスを活用できない本当のワケ」です。データ活用はこれからの企業の成長、生き残りを左右する要素ですが、データサイエンティストという人材がいないことだけが、企業でデータ活用が進まない理由ではないと説いています。
そもそもデータ活用は何のために行うのか。また、データを活用してビジネスを伸ばしていくのは誰なのか。そうした視点からデータ活用を見ていくと、データを扱うスペシャリストだけがいても成果が上がらないのは自明かもしれません。本稿で何が課題なのか、ぜひご確認ください。
【第4位】
第4位には、エンジニア採用を異色の切り口から解き明かしたセッションのレポート「エンジニア採用に社会学からアプローチ、候補者から注目される企業になるための理論を明かした」が入りました。
このセッションを行ったLAPRASの千田和央さんは、「採用は求職者の認知を獲得するゲーム」だといいます。だとしたら、求職者の認知をどうすれば得ることができるのか。その点について、社会学・哲学の観点から理論を解説しているところにおもしろみ、すごみが感じられます。
【第5位】
第5位は「メンバーの過半数が『副業』でジョイン。副業で働く人と副業で来てもらう会社、それぞれのメリットや業務の進め方とは――YOUTRUST 岩崎由夏氏、佐藤亮太氏」です。
YOUTRUSTは、Facebookでのつながりをベースに友人・知人に副業を紹介できるサービス。同社にも副業でジョインしているメンバーが半数以上います。この記事では、副業でビジネスに参画してもらう会社としてのメリットや成功の秘訣、副業で自分の関心のあるビジネスに参加できるメリットについて、同社社長の岩崎由夏さんと、当時は副業メンバーだった(現在はYOUTRUSTに入社した)佐藤亮太さんにインタビューをしています。