企業のIT課題解決を副業エンジニアらが支援するアドバイザリーサービスを提供開始―パーソルテクノロジースタッフ

　同社によれば、新規企業からパーソルテクノロジースタッフに寄せられるエンジニア派遣の問い合わせは、2019年度は年間500件を超えるが、そのうち約半数の企業は求める派遣エンジニアのスキル要件について言語化できておらず、どのような技術を導入すべきか、外部のITサービスをどう利用すべきかについて、担当者もイメージできていないという。

　また、副業したいエンジニアの約40％はこれまでの知識やスキルを活かして「プロジェクトマネジャー」や「コンサルティング」などを希望してるが、実際に副業をしているエンジニアは全体の7％程度。「始め方がわからない」「どんな副業があるかわからない」ことが副業を進められない理由になっている。

　そこで同社では、社内人員だけでIT活用を促進することが難しい企業と、副業希望のエンジニアやフリーランスエンジニアをマッチングし、課題解決に取り組むITアドバイザリーサービスを開始した。課題の抽出、新たなITツールの導入、ベンダー選定のアドバイスをはじめ、多様なサポートを行う。

　提供するITアドバイザリーサービスの特徴は以下のとおり。

ハイスキルエンジニアによるITアドバイザリーサービスを月5万円〜利用可能

プロジェクトマネジャーやITコンサルティングなどの経験があるハイスキルな現役エンジニアが、現役エンジニアならではの現場感やトレンドを把握した上で、企業担当者の「何から始めたらよいか分からない」課題から、「●●を導入したいがどれを購買すべきか分からない」などの具体的な課題までを支援する。対面でのコンサルティングを行うライトプランは月額30万円から、オンラインでのアドバイザリーサービスは月額5万円（月間5時間程度の相談）から。

エンジニアは、月5時間程度〜、自宅からオンラインで企業サポートを行うことも可能。
副業を始めたいエンジニア、フリーランスエンジニアのキャリア支援を実施

エンジニアはフリーランスプラットフォームでの集客と、パーソルテクノロジースタッフへの登録者で希望する人をアサイン。パーソルテクノロジースタッフとの業務委託契約を結び、マッチングした企業のサポート業務を行う。月5時間程度の稼働から可能で、オンラインプランの企業に対しては自宅からのサポートも可能。

　利用プランは次のとおり3つ用意されている。