KAKEAIは、テレワークなど新たな働き方におけるチーム内のコミュニケーション不全を解消するサービス「kakeai for team」を提供開始した。Slack Japanが提供するビジネス用メッセージプラットフォーム「Slack」上のアプリで、無料で提供される。
テレワークが広まる中、これまでオフィスで自然と感じられていたチームの空気や、一緒に働く仲間の気配を感じにくくなっている。ちょっとした相談や「念のために確認したい」といった些細なコミュニケーションを取るときにも、相手の状況が見えにくいためにストレスを伴う。また、相手の状況や様子をつかみかねて声をかけられず、状況がわからないまま話を進めてしまうことも少なくない。
kakeai for teamは、Slack上で「調子どう?」「ちょっといい?」といった会話のきっかけづくりを代行し、声をかけるタイミングや声のかけ方、文章の送り方に悩まされるストレスを解消する。使い方は簡単で、「調子どう?」「ちょっといい?」という指定の言葉をアプリに投稿し、相手を選ぶ。すると、不思議な魔神が発信者に代わって相手に声をかけてくれる。
また声をかける際には、「話したいトピック」のほか、話を聞いてほしい・アドバイスが欲しいなど「相手に求める対応」も選択する。それにより相手との認識のズレがなくなり、コミュニケーションの質を損なうことなく会話を進られるという。リアクションをする場合も、選ぶだけなので気楽に対応できる。日程の調整も可能で、今後はカレンダー連携も予定している。