企業向け健康管理システム「Carely(ケアリィ)」を開発・提供するiCAREは、機能アップデートにより、人事担当者が行う労務面談の記録を可能にした。Carely上で面談の詳細が共有できることで、人事部と専門スタッフのすばやい連携や従業員へのより細やかなケアを可能する。
産業医などの専門スタッフの稼働時間が限られている中、人事担当者が勤怠の乱れなどから従業員の不調を予測し、労務面談を行うことは、企業の労務リスクを低減する重要な健康管理となる。この労務面談を関係者間で共有することにより、職場環境改善の糸口が見つかったり、産業医とのシームレスな連携が実施できることで従業員への細やかなケアが可能となる。
これまでCarelyの面談管理機能では、記入権限が専門スタッフのみに限られていたことで、人事が行う労務面談の共有ができなかったり、フォーマットや記入情報にばらつきが発生したりしていた。そこで、産業医面談と同じ画面上で情報共有ができる仕様に変更。また、専門スタッフ側の機能アップデートも行い、面談記録として従業員のアセスメントや今後の改善プランを記載できるようにした。