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入社から退職までの手続きを電子化できる「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」を本格リリース―OBC

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 オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は、デジタル業務の機能で“1人総務時代”の業務をアシストする「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」の機能を大幅に強化した。

 従来から総務人事部門が担う業務は多岐にわたり、改正労働基準法や働き方の多様化によって、ますます業務が複雑化・肥大化している実態がある。にもかかわらず、深刻な人手不足の中で、総務人事部門に人材確保が難しく、将来「1人総務時代」が訪れる可能性が示唆されている。一方で、人事労務業務は、これまでシステム投資の対象になりにくく、アナログな業務が多く残っている。社会保険の電子申請の利用率が未だに2割台であることがそれを裏付けているといえる。これは、人事労務業務のプロセスが社内で可視化されることが少なく、その大変さが理解されにくいことが大きな原因であると考えられる。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業を取り巻く環境は大きく変化した。在宅勤務/テレワークの浸透により、対面を前提としない業務のあり方や生活を重視する働き方が求められている。同社では総務人事部門のデジタル化が必要不可欠であると考え、総務人事部門がデジタル化の第一歩を踏み出せるよう、従業員の入社から退職までに発生する手続きをすべて電子化できる奉行Edge 労務管理電子化クラウドを本格リリースするに至ったという。

 総務人事部門のデジタル化の実現で“1人総務時代”においても少人数で生産性の高い運用ができるだけでなく、在宅勤務/テレワークのような「これから」の働き方に欠かせない従業員の生産性向上を実現することが可能。人事労務業務は従業員起点の業務プロセスが多いため、デジタル化により入力・提出・承認などの業務がなくなり、従業員の間接業務を削減する効果も発揮できる。

 同サービスの特徴は次のとおり。

①従業員からの情報収集をペーパーレス化
従業員からWeb上で手続きなどに必要な情報を収集し確認できるため、情報提出用の書類作成、印刷、郵送の作業から解放されるだけでなく、従業員が手書きしたり提出したりする手間も不要となる。
②社員情報の一元管理と自動更新を実現
奉行Edge 労務管理電子化クラウドは1000個を超える管理項目があり、業務に必要な人事情報を網羅。また、従業員から収集した情報は、確認後そのまま社員情報としてすべて更新されていくため、常に最新の情報で業務ができる環境を実現する。
③電子申請や情報活用が簡単に
e-Govと直接連携しているため、サービス上の操作で電子申請が完了。また、労働条件通知の電子化の要件に対応しているため、労働条件通知書や雇用契約書をオンラインでやり取りできるようになる。さらに「総務人事奉行クラウド」と一緒に利用することで、人事労務業務における「社員の検索」「分析レポートの作成」が簡単に行えるようになり、人事異動や組織管理などの業務精度も向上する。
e-Gov連携
e-Gov連携
オンライン雇用契約
オンライン雇用契約
「総務人事奉行クラウド」によるデジタル化の拡張
「総務人事奉行クラウド」によるデジタル化の拡張

 奉行Edge 労務管理電子化クラウドの価格は年額22万8000円~(従業員30名までの場合の基本利用料で、管理者ライセンス1ライセンスを含む)。

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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