イグナイトアイは、同社が提供する採用管理システム「SONAR ATS」が、テックオーシャンが提供する理工系・計算科学系専用ターゲットリクルーティングツール「TECH OFFER」とのAPI連携を開始したことを発表した。これにより、TECH OFFER内でオファーを承諾した応募者情報を、SONAR ATSにシームレスに連携可能となる。
TECH OFFERは理系学生特化のオファー型サービスとして、200社以上の企業に利用されている。SONAR ATSのユーザー企業においても理系学生の母集団形成ニーズは高く、TECH OFFERとの機能連携を求める声が多く挙がっていたという。
また、イグナイトアイでは2020年3月に「マーケットプレイス構想」を発表。企業が最適なHRサービスを選択・活用し、自社とよりマッチした人材をストレスなく採用できることを実現するサービスとして「SONAR Marketplace」事業を推進している。同社は、TECH OFFERがSONAR ATSユーザー企業の効率的かつ質の高い母集団形成に貢献するサービスであると考え、SONAR Marketplace事業の一環として、API連携を実施するに至ったとする。
SONAR ATSとTECH OFFERのAPI連携は、「SONAR ATS Developers」の第1弾として公開した求人媒体向けAPIを利用した、最初のシステム連携となる。採用担当者は、TECH OFFERでのオファーを承諾した応募者情報を、アナログなデータ移行の必要なくSONAR ATSにシームレスに連携できるようになる。
現在、SONAR ATSは求人媒体を対象にAPIを公開しており、各求人媒体はSONAR ATSへ応募者情報を連携する機能を開発できる。同社は今後、求人媒体向けのAPI公開に続き、適性検査やオンライン面接ツール等を対象としたAPI公開を予定している。