家事・子育てなどで働きたくても働けない女性の「働く機会」を創出しているママスクエアは、WorkTechを活用した総合人材サービスを運営するgroovesと、人材不足を課題視している企業や人材活用の適正化を図りたい企業と、柔軟な働き方を希望する女性との仕事機会のマッチングにおいて業務提携したことを発表した。
ママスクエアは、2014年の創業当初より一貫して「働きたくても働けない子育て中の女性[1]」をターゲットとし、希望の時間や曜日に合わせて働ける環境を提供してきた。現在、ママスクエアには約1200名の女性ネットワーク「ママコミュニティプラットフォーム」を保有している。
一方、groovesは、全国の求人企業と人材紹介会社をつなぐプラットフォーム「Crowd Agent(クラウドエージェント)」を運営し、人材紹介会社向け求人データを常時3000件以上保有している。
乳幼児の母親はもとより、小学生以上の子どもを育てている女性も短時間労働など柔軟な働き方を希望しているケースは多い。一方で、自力で条件にあった再就職先を見つけるのは難しいのが現状となっている。同社は、今回の提携により「自分のペースで働きたい子育て中の女性×企業」のマッチングを実現していくという。
両社が実現していくことは次のとおり。
- ママコミュニティプラットフォームとクラウドエージェントの求人情報(正社員・契約社員)を連携させることで、時短社員などの新たな求人マーケットを開拓
- 潜在労働力である子育て女性の社会参加を実現
- 再就職に向けた育成プログラムを受けた人材を求人企業へ紹介
注
[1]: 保育園の待機児童の問題や夫の転勤など外部要因により就労意欲はあっても仕事についていないケース。