テラスカイは、人材派遣サービスを行う子会社「テラスカイ・テクノロジーズ」を設立し、5月からの業務開始を計画していることを発表した。
テラスカイ・テクノロジーズは、キャリアチェンジを検討する第二新卒、一時的にキャリアを中断・離職した社会人などIT未経験者をクラウドエンジニアに育成し、企業に即戦力として派遣する。今後5年間で1000名のクラウドエンジニアの新規創出を目標とし、クラウドエンジニアの育成型人材サービスのトップ企業を目指すとしている。
テラスカイ・テクノロジーズでは、未経験者をまずはSalesforceのエンジニアとして育成。Salesforceの導入企業は増え続けているが、導入後もビジネスを成長させ続けるためには、環境変化に合わせて改修をしながら、進化させることが重要となる。テラスカイ・テクノロジーズは、ニーズが増すSalesforce専門エンジニアを年間数百名単位で育成し、企業に派遣する。
テラスカイ・テクノロジーズの強みは、雇用者に対する専門性の高い継続的な支援体制にあるという。雇用者は、テラスカイグループの先進事例から生まれたベストプラクティスを学ぶことで、派遣先で起こるさまざまな課題を解決する力を身に付けられる。また、雇用者の成長のためにも、Salesforce専門資格の取得を奨励し、サポートを続ける。
テラスカイのSalesforce認定資格取得者数(2021年3月)
- Salesforce認定アドミニストレーター 311人
- Salesforce認定上級アドミニストレーター 112人
- Salesforce認定Sales Cloudコンサルタント 153人
- Salesforce認定Service Cloudコンサルタント 143人
ほぼ全てのエンジニア社員が、同社に入社後3か月以内に認定アドミニストレーターを取得し、1年以内に現場で活躍している。テラスカイ・テクノロジーズの雇用者にも同じトレーニングプログラムを適用し、グループ会社のプロジェクトなどでのOJTを経て、順次企業に派遣する。