双日は4月より、女性社員がキャリアを止めずに活躍できるよう、健康面で支援する新たな取り組みを開始する。
取り組みの概要は以下のとおり。
女性社員の健康診断を拡充
35歳以上の女性社員を対象としてきた子宮頸がん検診・乳がん検診の対象年齢を全年齢に拡大し、入社時から定期的に実施。早期発見・早期の治療開始が可能な体制を整え、思わぬ疾病によりキャリアが長期間中断されることを防ぐ。
婦人科専門医を社内診療室に配置
月経にまつわる症状や更年期症状などの影響を低減し、心身ともに健康で安定的に力が発揮できるよう、気軽に相談ができる婦人科専門の嘱託医を社内診療室に配置する。
ダイバーシティ&インクルージョン推進をサポートするCradleとサービス利用契約を締結
スプツニ子!氏が代表を務めるCradle(クレードル)とサービス利用契約を結び、医師や専門家によるオンラインセミナーを通じた社員啓発など、女性活躍および健康推進に取り組む。また、Cradleが提供するサービスを通じて、社員やその配偶者の不妊治療の支援も開始する。
今後は、不妊治療にかかわる相談窓口を社内に設け、社員が相談しやすい体制を整えるほか、不妊治療を考える本人だけでなく上司や職場全体の理解浸透を図っていく。
同社グループは、今後こうした各種施策を通じ、以下に述べる双日グループ健康憲章“Sojitz Healthy Value”宣言を実践していくという。
双日グループ健康憲章“Sojitz Healthy Value”宣言
- 双日が企業理念に掲げる「新たな価値と豊かな未来の創造」の実現は、「社員の心身の健康」と「健全な職場環境」の上に成り立つものと考えています
- 双日グループは、社員一人ひとりと、その家族が自ら健康の維持・増進に努めることを支援し、個人個人の能力を最大限発揮できる職場環境作りを目指していきます