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データアナリティクスのガバナンスに不可欠な7つの要素を発表、9月にイベントも開催―ガートナージャパン

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 ガートナージャパンは、データアナリティクス(D&A)によるガバナンスの取り組みに不可欠な7つの要素を発表した。

 同社は、複雑で多様なビジネス上の課題に対応するために、D&Aリーダーは経営層を巻き込んで、適切なD&Aガバナンスの基盤を整備しなければならないと述べている。

 D&Aのガバナンスに不可欠な7つの要素は以下のとおり。

  1. 価値や成果:ガバナンスに関連する活動が組織の価値や事業の成果に結び付いていることを証明するために、測定可能な指標を定め、定期的にステークホルダーに示すことが必要
  2. 決定権と責務:ガバナンスの原則やルールを定めるには、ビジネス上の意思決定権者の合意が不可欠。役員会や経営会議と同様に、ガバナンスの意思決定機関を設け、そこで意思決定を行うべきだという。同時に、執行(普及や監督)を担う実務組織も不可欠である
  3. 信頼:組織内外に分散し、複雑化したD&A資産のガバナンスを実現するためには、来歴管理やキュレーションが欠かせない。それらを含めて、確立された信頼モデルによって信頼性を確認し、安全を確保する必要がある。信頼モデルは、執行組織やスチュワードを通じて組織全体へと展開され、ビジネス活動や意思決定をガバナンス面からサポートするために用いられる
  4. 透明性と倫理:組織内のみならず外部の監査に対しても十分な透明性を確保する必要がある。D&Aガバナンスを執行する組織は、業務プロセスを定義して手順書を作成し、ガバナンスの実行方法や関係者の役割と責任を明確化。また、投資や支出について監査証跡を残し、決定事項との関係を明確にする
  5. 安全性の担保:D&Aガバナンスは、リスクを意識しながら取り組むことが重要。情報リスクとセキュリティの管理は、事後的に行われるものではなく、ビジネス成果を目指しつつも、ガバナンスによってリスクを調整する本質的な取り組みであることが肝要
  6. 教育:ガバナンスを扱うのは人であり、人々の行動に変化を促す。そのため、何をどのように変える必要があるかを理解できる教育プログラム、その効果や浸透状況を測定する指標、人事評価との連動などについて、それぞれの専門組織と協力して整備することが重要
  7. 協力と文化:組織のリーダーは、ガバナンスの考え方を統制(コントロール)から協力(コラボレーション)へと変化させ、その認識を組織各所に浸透させる必要がある。変革を支援するプログラムを整備し、方針や標準を周知してより良い成果につながる行動を促す手段として認識されるように努めることが重要である

 ガバナンスの7つの要素に取り組む際の順序は特に決まりはないが、「決定権と責務」のように意思決定を行える体制を最初に整える必要があるという。また、「価値や成果」を中心として、すべての要素を取りそろえることが重要だとしている。

 なお同社は、9月14~16日に「ガートナー データ&アナリティクス サミット 2022」(会場:ANAインターコンチネンタルホテル東京)を開催。革新的で適応力のある組織を構築する上でデータとアナリティクスのリーダーが直面する重要な課題を取り上げるという。コンファレンスのニュースと最新情報は、Twitterで確認できる。

 また、8月23日に「データ・ドリブンな企業になるには、誰が何をすれば良いのか」と題した無料ウェビナーを開催。データ・ドリブンな組織作りに必要な要素や取り組み方について解説するという。

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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