SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine×SmartHR 人材・組織活性化フォーラム

2024年12月6日(金)13:00~15:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

デジタルトランスフォーメーションの推進に必要な5つの役割を発表―ガートナージャパン

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 ガートナージャパンは、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に必要となる5つの役割を発表した。

 DXに取り組む日本企業が増える中、DXを推進するCIOの多くが、DX人材やデジタル人材の確保に苦心している。同社が2021年7月に開催したウェビナーでは、必要とする人材や育成方法に特に課題がある回答者が多く見られた。ディスティングイッシュト バイス プレジデントでガートナー フェローの足立祐子氏は次のように述べている。

 「もともと日本の企業では、経営トップの掛け声とともにDXを推し進める傾向がありました。見切り発車であるため、どのような人材が必要か分からない。必要な人材が分からないため、育成しようとしてもうまくいかない、という悪循環に陥っているといえます。DXを成功させるためには、いったん立ち止まって必要な人材を明らかにし、最適な育成方法を考えなければなりません」(足立氏)

 また、同社はCIOやITリーダーがDXを推進する際に、以下の5つの役割が必要であると提言している。

ビジネス系プロデューサー(ビジネスアーキテクト)
DXによるビジネスゴールを定義し、新たなビジネスモデルを考えたり、DXに関する企画を考えたりする役割を担う。経営層や社内外の意思決定者とのビジネス面でのコミュニケーションにも責任を持つ。
テクノロジ系プロデューサー(テクノロジーアーキテクト)
ビジネスゴールの達成に向けた最適なデジタルテクノロジーの特定やテクノロジーの適用によるシステム面の影響の分析・予測などを担う。経営層や社内外のエコシステムのパートナーに対する技術面のコミュニケーションにも責任を持つ。
テクノロジスト(エンジニア)
現場で実際にテクノロジーを活用する役割を担う。自動化、データサイエンス、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)などの新興領域に注目しがちだが、確実にDXを推進していくためには、通信ネットワーク、IT基盤、セキュリティ、クラウドなどの既存の領域の役割も重要である。テクノロジストもまた、全従業員が対象となる。
デザイナー
ソリューション、サービス、アプリケーションのユーザーエクスペリエンス(UX)をデザインする。UX面のコミュニケーション、UXとデザインに関する知識の社内普及に向けた教育なども行う。
チェンジリーダー
デジタルテクノロジーの導入に伴う働き方 (業務、意識など)のシフトの主導、変革の目的やゴールの整理、変革のコミュニケーション計画の作成、関係者全員を巻き込んだ意識と行動変容に向けた施策の計画・展開などを担う。

 上記の5つの役割について、足立氏は次のように補足している。

 「DX推進に必要な5つの役割には、1人が1つの役割を果たす場合と1人が複数の役割を兼任する場合があります。企業によるDXへの注力の仕方やリソースにより違いはありますが、能力だけでなくビジネスとIT双方の経験が必要なため、5つの役割にすべて1人で対応することは現実的に考えにくいシナリオです。1つの役割を1人もしくは2つの役割を1人で担うところから計画を進めることが、地に足の着いたDX人材の育成につながるでしょう」(足立氏)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/3480 2021/08/26 22:31

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年12月6日(金)13:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング