SmartHRは、同社が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」を、ビックカメラ、コジマ、ソフマップに提供したと発表した。
これまでビックカメラグループでは、アルバイト雇用契約など一部の雇用管理を紙で行っており、グループ各社の人事部門は個人契約書の作成、印刷、原本管理などに多くの時間を使っていた。また、店舗でも雇用契約書の記入、押印、本人控えの配布といった多くの工数が発生しており、さらに同社は、紙の書類の印刷コストを抑えたいと考えていたという。
今回、SmartHRを導入することで、雇用契約書の作成、配布、管理をクラウドで一元化。ペーパーレス化を実現し、本部と店舗の業務負荷の低減につなげる。
同社は、SmartHRへの期待を次のように述べている。
「雇用契約書の電子化を導入することで、会社全体の人事業務の効率化に大いに期待しています。業務負担が減ることで、店舗ではアルバイトメンバーとより充実した面談を行え、その声を取り入れていくことで従業員が働きやすい職場環境の改善につなげられます。また従業員のさらなるモチベーションアップにつながることを期待しています」
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