Uniposは、より良い企業カルチャーを作りたいという機運の高まりを受けて「カルチャー変革推進委員会」を発足した。
同委員会は、企業カルチャーを変革することに正面から取り組み、企業間で悩みを共有し、成功事例を学び合う場を提供するもの。特に、カルチャー形成の中核を担う経営層・管理職層を対象としたコミュニティとして活性化することを目指す。
同社は、カルチャーを考え・学び・ともに悩む場として、7月に産官学連携企画「カルチャー変革決起会」を開催。参加者からの継続的な取り組みを望む声に応え、同委員会の発足に至ったという。
今後の活動①「企業カルチャー白書2024」の公開
九州大学池田浩研究室と共同で、企業カルチャーを学術的な視点からより明らかにしていく「企業カルチャー白書2024」を制作している。
各企業がカルチャー変革に投資する上での判断や効率化の道しるべとなるよう、数少ない先行研究の調査と2000名へのアンケート調査を軸に、企業カルチャーを形あるものに昇華させるという。
なお、同調査結果は11月22日にWebにて公開予定である。
今後の活動② カルチャー変革をテーマ別で学び合う「分科会」の開催
企業カルチャーに関するさまざまな知見や悩みを、テーマ別に考える「分科会」を開催する。第1回は「安全文化とカルチャー変革」をテーマに、12月9日に大阪で開催予定だという。
7月のイベントで好評だった業界を“越境”して行う議論の場を継承し、業種や企業規模を超えた新たな視点の獲得を促進。実践者同士の学び合いに加え、学術機関や公的機関の視点を取り入れることで、多角的かつ深度のあるイベントにするとしている。
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