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HRzine Day 2026 Winter セッションレポート | #7(AD)

日立も実践する「タレントプール」の重要性——採用活動で得たつながりを“掛け捨て”から“資産”へ

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27名を2年で採用した日立のタレントプール施策

 ここで、タレントプール採用に取り組む大企業の事例を見ていきたい。近藤氏が紹介したのは、日立製作所の取り組みだ。

 同社は2019年、社内外からの戦略的な人材獲得を推進するタレントアクイジション部を設立し、採用の高度化に取り組んできた。同社のタレントプールには、キャリア登録者、退職者(アルムナイ)、内定辞退者の3つの属性が蓄積されている。

 同社では、オウンドメディアを使って次世代の働き方や社員の事例、キャリアパスなどを紹介している。特徴的なのは、興味を持った人が気軽に登録できる「キャリア登録導線」を設けている点だ。転職顕在層だけでなく、現時点では転職を考えていない層や元社員も登録できる仕組みを整えている。

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 登録された情報は、「カジュアル面談の案内」「個別求人の送付」「レジュメ登録の依頼」「その他(今すぐポジションを用意できない)」といった区分で管理。属性分類を行ってそれぞれに応じたアプローチを実施している。

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 こういった取り組みを経て、同社のタレントプール登録者数は1744名に達した(2025年9月30日時点)。加えて、メールの開封率やクリック率も高水準を維持しており、応募率にも一定の成果が表れている。この2年間の運用で、タレントプール経由で27名の採用につながったという。

仕組みの構築から運用までを支援する「MyTalent」

 セッションの最後に、近藤氏はタレントプール活用を支援する自社サービス「MyTalent」を紹介した。企業が保有する候補者データを一元管理し、属性や興味度合いに応じたコミュニケーションを行うことで、採用成果へとつなげる仕組みを提供している。

 「これまで外部データベースに依存していた採用活動を、自社の資産を活用する形へと転換していく。MyTalentは、その基盤を支えるサービスです」(近藤氏)

 MyTalentは、クラウドサービスに加えて「MyTalent Sourcing」と呼ばれる人的支援の2軸で構成される。クラウドサービスでは、候補者データの蓄積に加え、メールマーケティング機能やアルゴリズムによって興味度合いを可視化し、転職意欲が高まっている人材を特定することで、1to1のメッセージ配信を可能にしている。

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 一方で、新卒、中途、退職者データが部門ごとに分散している企業では、データ統合や運用設計に課題を抱えることも少なくない。こうした企業に対し、MyTalent Sourcingではタレントプール構築のためにPMから実行支援までを伴走する体制を整えているという。

 さらに、「AIマッチング機能」も実装。求人とタレントデータを照合し、適合候補者を自動抽出するだけでなく、マッチ理由の提示やワンクリックでのメッセージ配信にも対応している。

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 近藤氏は、「求人ニーズが出たら、まずは自社のデータベースを確認する。そんな世界観をみなさまといっしょにつくっていきたい」と展望を述べてセッションを締めくくった。

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この記事の著者

山田 優子(ヤマダ ユウコ)

神奈川出身。新卒で百貨店内の旅行会社に就職。その後、大阪に拠点を移しさまざまな業界・職種を経験してきたが、プロジェクトベースの働き方に魅力を感じて2018年にフリーライターに転向。現在はビジネス系取材記事制作を軸に活動しながら、チームで商品企画・開発にも挑戦中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社TalentX

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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