日経BPが発行する『日経ウーマン』と、日本経済新聞社グループの「日経 ウーマンエンパワーメントプロジェクト」は、「企業の女性活躍度調査」を実施し、2026年版「女性が活躍する会社BEST100」を作成。451社からの回答をもとに『日経ウーマン』6月号誌上で総合ランキングBEST100を発表した。同調査は『日経ウーマン』が1988年の創刊時から不定期で実施しているもので、今回で24回目を迎えるという。
「働きがい」と「働きやすさ」という2つの観点から、女性社員が活躍できる実態を、1.管理職登用度、2.女性活躍推進度、3.ワークライフバランス度、4.人材多様性度の4つの指標で測定し採点。それらの合計得点を偏差値化して総合スコアとし、総合ランキングを作成した。結果概要は以下のとおり。

今年、総合1位になったのは東京海上日動火災保険(2025年は総合4位)。「総合職」「総合職(エリア限定)」の勤務地区分を廃止し、一律「総合職」に。属性によらず、成果や職責などに応じて評価・処遇する制度・運用へ移行した。インクルーシブな職場環境づくりのため、経営・部長層向けメンタリング制度も展開。2023年から始めた企業横断メンター制度も継続実施している。
2位は、ゆうちょ銀行(2025年は総合9位)。本社全女性役員、部長層による組織を組成し、独自施策を展開。経営層と直接議論するラウンドテーブルも実施している。女性社員の昇進意欲向上などを目的に、パーツモデルに出会う組織を超えた「ナナメの1on1」を導入した。
3位はEY Japan(2025年は総合1位)。女性役員候補の育成をさらに強化。役員がマンツーマンで指導し、経営会議へのオブザーバー参加の機会も提供している。加えてAIコーチングも導入し、心理的安全性が高く24時間いつでも利用できる体制を整え、効果的な運用を実現した。
なお、総合ランキングのほか、4つの指標ごとのランキングも発表されている。詳しくはプレスリリースを参照のこと。
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