BEENOSの連結子会社で、新規事業の開発を行うBeeCruiseは、日本で働きたい外国籍人材と雇用したい日本企業、および関係機関をテクノロジーでつなぐSaaS型越境HRプラットフォーム「linkus(リンクス)」を7月15日より提供開始した。
linkusは、外国籍人材が日本で就労するための在留資格である技能実習や特定技能領域での雇用に伴う煩雑な作業をデジタル化し、候補者のスカウトや人材データベースでの管理、マッチングや入管書類作成など、雇用から管理までを一気通貫してサポートする。関係者はlinkusに求人情報の登録を行うだけで、求人と候補者のマッチングや、ステータスの一元管理ができるほか、関係者がlinkus上にプロフィールを作成するだけで、自動反映で提出書類が完成するなど効率化を図る。さらに、入国までのタスクの通知や共有、雇用開始後の在留資格更新や週40時間の超過勤務、定期巡回などについてもアラート通知を行い、フォローアップする機能も実装予定。
linkusを利用する導入企業と就労希望者のメリットとして、データベース化することで、煩雑な業務が効率化され、スムーズな雇用が可能となる。また、プロフィール作成で、提出書類の自動作成が可能になる。就労開始後の管理・サポート機能も提供。準備についての状況把握も一元化でき、受け入れ企業担当者の不安を解消する。
linkusは企業や団体・組織をつなぎ、全体での可視化を図ることで外国籍人材雇用の促進を目指すサービスを展開するとしている。