全研本社は、海外IT人材を紹介した際の紹介手数料を毎月の「月払い」で0.5%ずつ支払うサブスクリプションプラン「サブスク採用」を発表した。同プランにより、企業が採用後の離職や採用コストを心配せずに海外の優秀なIT人材の採用にチャレンジできるようになり、慢性的な人材不足に悩む日本での外国人雇用を大幅に促進させることが期待できる。
サブスク採用とは、採用した人材の想定年収の30%の紹介手数料を、毎月の月払いで0.5%ずつ5年間(60か月)支払う海外IT人材紹介プラン。採用した人材が万が一、支払期間の途中に退職してしまった場合、退職後の支払いは免除する。
また、費用の中には、人材に対しても企業に対しても、全研本社が継続してサポートを行う「定着サポート費用」も含まれている。このように「採用費」と「定着」を一元管理することが可能になることから、管理・人事部門が採用費の投資対効果を明確に管理できるというメリットもあると、同社では述べている。
昨今注目を集める海外IT人材の雇用ですが、入社時に想定年収の30%~40%の紹介手数料を支払う必要があり、多くの場合、退職しても返金はほとんどされません。この支払いの負担と採用後の退職リスクが障壁となり、莫大な予算を持っている超大手企業以外は「採用に踏み切れない」という企業がほとんどだ。一方で、世界には日本に就職したいと考えている、優秀で、ハングリーで、勤勉な、日本の企業が必要としている人材が数多く溢れている。この人材不均衡問題は日本の産業や経済全体にとって大きな課題であり非常にもったいない状況である。地方の中小企業やベンチャー企業が、海外のIT人材採用にチャレンジできるようにするために、全研本社では「支払の大きな負担」や「退職リスク」を大幅に軽減した『サブスク採用』の開発に至った。