オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は、グループ企業向け専用モデル「奉行クラウドGroup Shared Model」を7月27日に発売した。
昨今、中小企業を抱えるグループ企業では、グループ全体の生産性向上やシステム運用負担の軽減を目的にした、クラウドによるバックオフィスシステムの共通化ニーズが高まっている。奉行クラウドGroup Shared Modelは、このようなグループ企業に対して業務環境を高いレベルで共通化できる、複数企業管理対応の業務クラウド。財務会計から申告業務、給与計算や人事管理などをラインナップし、業務プロセスの削減や自動化による生産性向上をグループ全体で実現できる。
また、クラウドでデータが統合されていることから、本部でリアルタイムに参照・入力できるなど、グループ会社の業務支援やシェアードサービス化が可能になっている。例えば、業務担当者の知識不足による締めの遅延や、急な欠員により業務運用が困難な状況に陥ったグループ企業を、本部スタッフがすぐに業務支援・代行をすることができる。バックオフィス業務の人材不足に対してもグループで対応できる。
そのほか、クラウドである利点として、制度改正やOSの変化などにも自動的にプログラムがアップデートされ、担当者の負担なく常に最新の業務環境が手に入る。