パーソル総合研究所は、アサヒグループホールディングスの協力を得て「キャリアデザインeラーニング」を開発し、法人向けに提供する。
キャリアデザインeラーニングは、キャリアに対する考え方を学び、従業員の自律的なキャリア形成を促すための研修講座。アサヒグループでは、今後、国内主要グループ会社の約1万人が同講座をオンラインで受講する。テレワーク下における研修をさらに充実させ、従業員の自律的なキャリア形成を促進させていく。
キャリアデザインeラーニングは対象を全世代の従業員。オプションとして20~30代の若手やミドル・シニアが抱えるキャリアの課題に合わせたプログラムも提供する。また、受講者が実際に手を動かすワークを複数用意しており、受け身で視聴するのではなく、能動的に参加する仕組みとなっている。ワークの具体的なコンテンツは、キャリアの振り返り・キャリア自律診断・自分は何ができるか(CAN)・自分に何が期待されており何をすべきか(MUST)・自分が何をしたいか(WILL)など。
講座を開発するにあたっては、キャリア心理学研究所代表の宮城まり子氏に協力を仰ぎ、以下の3つの目的を果たせるような構成となっているという。
- キャリアを考える上での大切な視点を知ることができる
- 実際に手を動かすワークを通じて自分自身について理解を深めることができる
- これからの自己開発について具体的なヒントを得ることができる
価格は、標準価格で買い取りの場合1万人までは300万円、5000人までは250万円、1000人までは200万円。カスタマイズ希望の場合には別途対応となる。