国産MDM(モバイルデバイス管理)サービス「SPPM」を提供するAXSEEDは、アンケート・ストレスチェック・評価サポート機能など、様々な働き方改革支援機能を備えた新サービス「Worktree(ワークツリー)」の提供を開始した。
近年日本が直面している「少子高齢化による労働生産年齢人口の減少」や「働き方の多様化」に加え、新型コロナウイルスの影響により、働き方改革は大企業のみならず、中小企業にとっても大きな経営課題として認知されるようになった。このため、企業の人事担当者は「労働生産性の向上」「従業員満足度の向上を実現する環境づくり」「多様な就業条件下での評価制度の整備」など、さまざまな課題に柔軟かつ迅速に対応しなくてはならない。
そこで同社は、モバイルセキュリティ事業で培ったノウハウをもとに、このような課題の解決を支援する新たなサービスとしてWorktreeを提供するに至ったという。
同サービスは、「従業員のタスクを可視化し、業務効率化を図りたい」「従業員の生の声を聞き、働きやすい環境を作りたい」「リモートワーク時でも在席状況を簡単に確認できるようにしたい」といった幅広い人事課題をワンストップで解決する。初期費用は無料で、一般提供価格は1ライセンスあたり400円(各代理店からの販売価格は契約プランや、契約台数などにより異なる場合がある)。
Worktreeの主な機能は次のとおり。
- アンケート
- 管理画面からアンケートを作成し、配信。アンケート結果はリアルタイムで集計され、円グラフや棒グラフなどの形式で表示される。
- ストレスチェック
- 労働安全衛生法で義務付けられているストレスチェックを実施できる。
- 在席管理
- アプリ上で在席情報を登録することができ、テレワーク中などでオフィスから離れた場所に従業員がいる場合でも、就業状況を知ることができる。
- 安否確認
- 自然災害発生時など、緊急時の安否確認をすばやく実施できる。
- 評価サポート
- 従業員のタスク状況を可視化し、業務内容を把握。また、評価時には過去の実績を振り返ることもできる。
なお、同社が提供するSPPMと合わせて導入することで、Worktreeをよりセキュアに運用できるという。