Works Human Intelligence(以下、ワークスHI)は、同社の進めるエコシステム戦略の一環として、トランスコスモスと人事給与領域におけるBPOサービスの提供に向けた協業の取り組みを開始した。
コロナ禍で企業の働き方改革やDX推進への取り組みが加速したことも一因となり、BPO市場は、人事BPO領域についても需要は増加傾向にある。また、労働人口減少への対応という観点から、企業はいっそう戦略的な業務へと社内リソースを配分する必要性が高まってきている。こうした社会背景を踏まえ、ワークスHIはトランスコスモスとの協業に向けた取り組みを開始することとなった。
この取り組みは、大手企業向けの豊富な機能群を備え、標準化されたBPOサービスの早期導入と、人事・給与以外の領域も含めた包括的なBPOソリューション提案を目的とする。具体的には、ワークスHIの統合人事システム「COMPANY」をベースとし、業務プロセスやオペレーション人材までを一貫して提供する、BPaaS(Business Process as a Service)の形を目指す。
BPaaSの活用により、人事業務において次の3点の早期実現が可能となる。
- オペレーションの効率化
- 本業/高付加価値業務への集中
- 外部/内部要因による事業継続へのリスクヘッジ
BPaaSのイメージ
ワークスHIのパッケージ化されたシステム導入支援から、BPOにおけるトータルソリューションを持つトランスコスモスの幅広いノウハウを活かした運用・保守までを、ワンストップで提供。
サービス提供範囲
約1200法人グループの業務ノウハウを標準機能として取り込んできた統合人事システム「COMPANY」では、業界別の要件が標準機能として実装されている。これをベースとした標準業務設計・標準構築を、トランスコスモスがあらかじめ用意しておくことで、BPaaSによる人事業務改革を早期実現する。