パーソルテクノロジースタッフは、中小企業のIT課題を解決する委託サービスとして2020年4月より提供しているITアドバイザリーサービスにおいて、特に相談の多い「ペーパーレス化」と「リモートワーク導入」を業務委託型で支援する定額プランの提供を開始した。
同社では、2020年4月に業務委託型のITエンジニアアドバイザリーサービスを開始したが、問い合わせ内容の約5割が「ワークフローのペーパーレス化」と「リモートワーク導入」となっており、多くの企業で課題を感じていることが分かる。そこで、「社内のペーパーレス化に向けたRFP作成支援プラン」「リモートワーク導入支援プラン」の2つのパッケージプランの提供を開始。「要件を社内人材だけで整理しきれない」「専門人材がおらずベンダーの提案内容・金額への判断がつかない」といった各社に共通する課題に対し、ハイスキルのITエンジニアが業務委託型で支援する。
「社内のペーパーレス化に向けたRFP作成支援プラン」では、社内環境の現状把握や目標・方針の策定、社内で導入するために必要なシステムに盛り込むべき要件などをまとめ、ベンダーに発注するためのRFP(提案依頼書)を作成。ベンダーからの提案内容などを踏まえて評価の仕方や、選定などについて、一連の流れにアドバイザーとして業務委託にて参画する。費用は月額20万円(税別)で、規模感により最短2か月程度の支援から可能となっている。
「リモートワーク導入支援プラン」は、リモートワーク導入に必要なIT環境や設備を確認し、目標・方針・ポリシーを策定。必要なシステムに盛り込むべき要件やベンダー選定、推進体制などをまとめ、運用トライアルや効果測定などにアドバイザーとして加わりながら、段階を経て適切・着実なリモートワークの導入支援を行う。費用は月額30万円(税別)で、2か月~5か月程度の支援期間を想定している。