ラフールは、HR系サービスを状態把握、人材配置、健康管理、コミュニケーション活性化を軸にまとめた「ウェルビーイング(well-being)カオスマップ 2021版」を公開した。
ウェルビーイング(well-being)とは、メンタル、フィジカル、ファイナンス、ソーシャルにおいて健全である状態を指す。従業員が健全な状態であることで幸福度の度合が高まり、生産性をより向上させることができるといわれている。働き方改革の取り組みが進む中、従業員の健康が生産性や企業価値に影響を与えるという認識が浸透しつつあり、近年「健康経営」という言葉とともに注目を集めている概念がウェルビーイングである。
また、そのような環境を提供している企業と従業員との関係は強まり、ポジティブな企業風土の醸成ができ、従業員のエンゲージメントやリテンションを高め、雇用者としてのブランド強化にもつながる。そのため多くの企業がウェルビーイングに注目している。
労働市場の流動性が高く、ソーシャルネットワークの発達によりトータルリワードに関する情報入手が容易な米国では、ウェルビーイングを整えておかなければ人材獲得競争で優位な位置に立てなくなり、ビジネスに影響を及ぼすようになってしまっている。その流れは日本も例外ではなく、メンタル、フィジカル、といった目に見えづらい心身の健康をはじめ、エンゲージメント、コミュニケーション、健康管理、適性など指標を測る方法として、現在は様々なHRサービスが台頭している。
そこで、HR系サービスを状態把握、人材配置、健康管理、コミュニケーション活性化を軸にまとめた「ウェルビーイングカオスマップ 2021版」カオスマップを作成したと、同社では述べている。