ZENKIGENは、面接動画データを含む採用関連データを用いた採用DXのプロダクト開発および効果的な採用手法の仮説検証を行うことを目的に、神戸大学大学院経営学研究科 服部泰宏研究室と共同研究契約を締結し、研究を開始した。人材採用を分析し理論化する「採用学」のパイオニアである服部泰宏准教授と共同研究を行うことで、企業の採用活動における効果的な手法や仮説を検証するとともに、採用面接から職場における関係性を連続性あるデータをもとに明確化し、研究を進めるという。
同社は、Web面接ツール「harutaka(ハルタカ)」を通じて、独自開発したAI技術により応募者の印象を定量的に可視化し、客観的で公平な採用をサポートしている。今回の共同研究をもとに、働き方改革や人事・人材領域の課題解決に向けたプロダクトを開発し、より多くの人が働くことに生きがいを感じる社会の実現に貢献していくとしている。
また、服部准教授は次のようにコメントを寄せている。
「今回の共同研究では面接動画や採用関連データを活用し、採用面接時と入社後の評価を連続したデータとして検証、仮説を立て立証していきます。これにより、採用活動の改善に向けたPDCAサイクル構築に生かすとともに、人事をサポートする採用DXプロダクトの開発に役立てたいと考えています」(服部氏)