組織改善ツール「ラフールサーベイ」を提供するラフールと、ビジネスライフは、事業領域の拡大、拡充および新たなビジネスの構築を目的として提携し、11月1日より企業の健康経営を促進するサーベイツール「アクティブヘルスサーベイ」を提供開始した。
昨年より続く新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛や休業要請により、ストレスや不安・不調など精神面での影響が大きく出ている。テレワーク(在宅勤務)が増えるなど働き方の変化も拡大しており、企業で働く従業員のコミュニケーション不足やエンゲージメント低下などの課題も露出している。
そのような中、同社とビジネスライフの双方が持つ「組織における従業員のメンタル、フィジカルをはじめとした健康状態を把握し、エンゲージメントを高める」という課題に対して共に取り組みたいという意向が合致し、サービス開発のため提携に至ったという。
アクティブヘルスサーベイは、同社が提供するラフ―ルサーベイを活用したサーベイツールで、従来のストレスチェック(57項目)に、職場環境を適切に把握できる設問を追加した141項目で状態把握・要因分析を行い、対策リコメンドをワンストップで導き出す。これにより、テレワークなどで目の届きにくい従業員の状態を可視化し、メンタル、フィジカル両面の不調予防対策やエンゲージメントの低下を早期に察知する。
アクティブヘルスサーベイの特徴は以下のとおり。
- 特徴①:経営陣、⼈事担当者の負担が増えない仕組みを構築
- アクティブヘルスサーベイではサービス導⼊時の設定や操作が簡単にできるように設計。また、徹底的なカスタマーサクセスのサポート体制も構築し、これまでシステムを導⼊したことのない企業でも簡単に運⽤できるようにしている。
- 特徴②:社員ひとりひとりが変わるためのマイページを⽤意
- アクティブヘルスサーベイでは、働く個⼈の意識を変えるため、サーベイを回答した従業員⾃⾝の結果を閲覧できるマイページなどを⽤意。⼼⾝の健康状態やエンゲージメントなど、⾃⼰認知の向上やセルフケアの促進の助けとなる。
- 特徴③:組織課題の要因特定から課題解決の施策をレコメンドする機能を搭載
- アクティブヘルスサーベイでは、社員の状態を可視化するだけでなく、個⼈のメンタルやフィジカル状態が悪化している要因を分析する機能を搭載。また、課題に対しての施策をレコメンドするため、どのような施策を⾏うべきか思い悩む必要がない。経営者や⼈事担当者が施策を行う上での⼯数を削減し、組織課題に直結した施策を実施することでコスト削減や業務効率の向上を実現する。