noteは在宅と出社のハイブリッド型の働き方をより良いものにするため、既存の人事制度をアップデートして、9月から新たな3つの制度を導入する。
今回新設した制度は、遠方に在住する社員向けの「フルリモート交通費補助(月額上限15万円)」、新しく入社するエンジニアが対象の「開発環境ととのう補助(上限5万円)」、エンジニアをはじめとした社員のテック領域の自己研鑽を支援する「テックチャレンジ補助(年間上限12万円)」。クリエイティブな開発や企画の源になる、人との出会いや対話、学びの機会を増やして、柔軟な働き方と個人や組織のパフォーマンス向上を加速させ、居住地にとらわれない優秀な人材の採用を強化するという。
新制度の概要は以下のとおり。
フルリモート交通費補
- 交通費を月額15万円まで支給(1日あたりの上限なし)
- 交通手段は問わず、飛行機や新幹線での通勤も可能
開発環境ととのう補助
- 入社時のPC周辺機器購入費用として、5万円まで支給
- 対象:エンジニア(正社員、契約社員)
テックチャレンジ補助
- 業務との関連性を問わず、個人開発の技術検証費用、技術関連の書籍購入や資格取得、テックカンファレンスへの参加費用などを対象に年間12万円まで支給
- 対象:全社員(正社員、契約社員)
なお、同社はこれまでに、働く場所を自宅とオフィスから選べる「フレキシブル出社制度」、年間最大12万円を支給する「リモート勤務手当」、コンテンツ購入費用を年間6万円支給する「コンテンツ購入補助」を導入している。
また同社は、地方でフルリモートの実態を語る、エンジニアイベントを開催。青森在住のエンジニアリングマネージャー、大阪在住のプロダクトマネージャー、滋賀在住のエンジニアが登壇予定で、実際にフルリモートで働く3名がセッショントークを行うという。
- イベントタイトル:地方でフルリモートの悩みを語る会 note tech meetup #4
- 開催日時:9月14日 13:00〜14:00
- 視聴方法:YouTube Live
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