リクルートスタッフィングは10月1日より、全従業員1875名を対象に、新人事制度を導入すると発表した。コーポレートビジョン「『らしさ』の数だけ、働き方のある社会」の実現に向け、人材派遣やアウトソーシング事業を中心にサービスを展開したという同社は、「Unleash Your Potential(可能性を解放する)」をコンセプトに、働きやすさと働きがいを両立するSimple・Fair・Flexibleな人事制度を導入するという。
具体的には、以下のとおり。
パフォーマンスに対してSimple・Fairに責任と成長機会を提供
- 従業員全員にグレード制を適用
- 年次や経験にかかわらず個人が担う職務の価値(期待成果)に応じてグレードを設ける。
- 雇用区分を2つに再編
- 5つあった雇用区分を、ミッションスタイル(成果型)とジョブスタイル(遂行型)の2つに再編し、処遇を統一。
ライフスタイルの変化に応じたFlexibleな働き方を実現
- ワークエリア継続制度
- これまで総合職には転勤の可能性があったが、事情があれば事前に申告することで転勤を回避できる制度。
- 時短勤務制度の拡充
- 育児・介護のみ利用可能であった時短制度を拡充し、ポジションがマッチすれば誰でも取得できる。
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