ギブリーは、同社の「Track Training(トラック・トレーニング)」オフィシャルコースにおいて、「Prompt Engineering Guide(プロンプトエンジニアリングガイド)」の配信を開始した。Track Trainingを利用している全ての企業・学校法人が利用できる。
Prompt Engineering Guideは、ChatGPTなどのGenerative AIの活用術として話題の「プロンプトエンジニアリング」における技術をまとめたオープンソースコンテンツ。今回はその全コンテンツを日本語訳し、Track Trainingのオンライン教材として配信する。
同コースでは、ChatGPT などのGenerative AI言語モデルを効率的に活用するための技術である、プロンプトエンジニアリングについて学ぶことができる。コンテンツを正確に読み解くためには、機械学習や自然言語処理の知識が必要だが、ChatGPTおよびChatGPTを活用したサービスの利用者として、テクニックやリスクを学ぶのであれば、ChatGPTなどを利用した経験があれば十分とのこと。
Prompt Engeering Guideの構成は次のとおり。
- 構成
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第1章 Prompt Engineering Guide はじめに
- 第2章 Prompt Engineering Guide テクニック
- 第3章 Prompt Engineering Guide アプリケーション
- 第4章 Prompt Engineering Guide モデル
- 第5章 Prompt Engineering Guide リスクと誤用
- 第6章 Prompt Engineering Guide 文献やツール紹介
また、インプット型のオンライン教材だけではなく、アウトプット型の人材育成プログラムも同時にリリース。ChatGPT活用のアイデア出しから実践環境の構築までを支援し、企業のDXを推進する人材の育成と業務の効率化に寄与する。
そのほか、Track Trainingの管理機能により、受講者の学習進捗度や習熟度を常時可視化。講師は受講者一人ひとりの状況を常に確認しフォローアップできる。ディスカッション機能もあり、講師や受講者同士で分からないことを質問・相談し合える。
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