リンクアンドモチベーションは、チャットAIを活用した組織改善機能「AI組織改善アドバイザー(β)」をリリースした。現在、一部のユーザーに限定して提供している。
同機能は、いま話題の「ChatGPT」に搭載されているOpenAIの「ChatGPT API」を採用。モチベーションクラウドによる組織状態の診断結果に応じた改善方針をリコメンドする。診断結果をもとに質問を投げかけると、コンサルティング技術をもとにAIが組織改善案(アクションプラン)や改善指標(改善項目)、実行における注意点についてアドバイスするという。
ユーザーは、AI組織改善アドバイザーに組織の課題について相談することで、場所や時間の制約を受けずに組織改善活動を進められるようになる。
今後は、国内にとどまらず海外の組織への価値提供をも見据えて、より多くの組織のエンゲージメント向上のご支援を目指すという同社。AIと同社が保持するデータベースを掛け合わせることで、より多くの組織と個人に変革の機会を提供すると述べている。
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