Great Place To Work Institute Japan(以下、GPTW Japan)は、2026年版 日本における「働きがいのある会社」ランキング ベスト100を発表した。同社の2026年版調査(調査期間:2024年7月~2025年9月)にエントリーした683社にアンケートを行い、調査結果が一定水準を超えた「働きがい認定企業」377社の中から、特に働きがいの水準が高い上位100社を選出した。同ランキングの発表は今回で20回目。
ランキング100社には、大規模部門(従業員数1000人以上)で15社、中規模部門(従業員数100~999人)で40社、小規模部門(従業員数25~99人)で45社が選ばれた。選出企業は次図のとおり。
今回のランキングの特徴として、GPTW Japan代表の荒川陽子氏は、次の3点を挙げた。
- 全部門で日系企業が1位を獲得、9年ぶりの快挙
- 働きがいを重視する経営が日系企業に着実に広がっている
- 外資系企業は従業員の働き方、エンゲージメントへの投資を惜しまず、働きがいを高めてきた企業群として引き続き高い評価を維持
また、ベスト100企業に総じていえる特徴として、「仕事を楽しむ文化」と「経営の質」が高い働きがいを生み出すことを挙げ、制度の充実度よりも、経営の一貫性と適材適所の人材マネジメントが決定的な差別化要因となっていると述べた。
加えて、大規模・中規模・小規模ぞれぞれの企業に見られる傾向も、以下のように示した。
- 大規模部門:文化構築力と市場対応力が差を生む要素に。明確な戦略と高い組織能力によって市場競争力を維持しつつ、部門を超えた一体感を醸成している企業がベスト100に選出されている
- 中規模部門:従業員を意思決定に参画させることで経営への信頼を構築し、透明性の高い人事運営を実現している企業がベスト100に選出されている
- 小規模部門:経営との距離の近さを活かした心理的安全性と密なコミュニケーションが鍵に。えこひいきへの配慮や精神的安全性など、人間関係の質が差別化要因となっている
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